昨日は3時30分、
今朝は4時30分に起こされた。
簡易ベッドの耳元でクンクンと
忙しない鼻息が聞こえる…
片目をうっすら開けてみれば、私の二倍以上はありそうな
大きな真っ黒い眼が5cmのところまで迫ってきている…
( うわ〜っ、ペロペロされる!)
と慌てて起きる…
そわそわしているのはトイレタイムだからだ…。
( はやく!はやく!)
と、鼻息が急かす。
パジャマにコートを引っ掛けて外に出ると
まだ暗い…
寒い。
紺灰色の空がやたらと明るいのは、
縦に割ったレモンのような金色の半月のせいだ。
Halが用を足す間、
レモンの月を眺めて過ごす…
異次元の世界で生きているようだ…
1分もすると、
踵を返すHalに
現実の世界に引き戻される。
二度寝の日々が続く…
(ー ー;)