熊本の球磨川が決壊し
一気に胸まで水に浸かりながら垂直避難した住民の男性が
「川のにおいがした」
とインタビューに答えているのを見ながら
ふと、
( “川のにおい”って、どんなんだろう…)
と考えた。
記憶のどこかに、その“におい”を嗅いだことはなかったか…と探してみたが、
思い出せない。
たぶん、
小学生の頃、台風の大雨で
川が決壊して道路に流れ出した水に膝まで浸かりながら集団下校した事があったが、
あの時の泥の混じった水が放つ生臭いにおいのような気がする…
半世紀も前の記憶では覚束ないが…
もしかしたら、
そういう“におい”の記憶が身を助けてくれる事もあるかも…
と考えた。
山崩れの前兆も“臭い”があると言うのを聞いたことがある。
やはり、
水と泥の混じった生臭い不快な臭いだとか…。
我が家の場合、
ギリギリで土砂災害警戒区域から外れているが、
鹿児島や熊本のように
火山灰が形成する土地である。
数百メートル上は、
雨水を涵養する機能を果たせない荒れた山林ばかりだ。
土砂崩れの前兆にある山の“におい”ってどんなんだろう…。
ここはHalの嗅覚に期待したい。
(ー ー;)
“韃靼人の踊り”
GarageBandでアレンジしてみた。
↓