離れの片付けで出た多くの不用品を庭の隅に積み重ねたら、
まるでゴミ屋敷予備軍のような印象になった。
気になって仕方ないので、
それとなく夫に「そろそろ清掃工場に持ち込まないと…」
と半ば独り言のように言ってみるが、
「そうだね」と言うばかりで、
一向に片付けが進まない。
先週も夫の代わりに30kg以上もある大型のスチール棚や木製机を1人で運び出したが、
粗大ゴミを片付けるのも私の役目になった。
高血圧の持病持ちの夫は数ヶ月前から禁酒を続けていたが、
最近は間食が多くなって5kgも太ったらしい。
そのせいなのか動作が緩慢で、疲れやすいようだ。
そんなわけで最近は、
大型家具の運び出しも粗大ゴミの搬出も
できる事は自分ひとりですることにしている。
第一、1人でやったほうが効率がいい。
「あっちを持って!」「そこじゃないだろう!」などと、
文句を言われながら2人で運び出すほうが危険だし、気分も悪くなる。
夫は「オマエひとりじゃムリだろう」
と笑うが、
ムリだった事は一度もない。
私をなんだと思ってる?
若かりし頃、短期間でだったとはいえ自衛官だった人間だぞ。
さて、今日も朝からひと仕事、
古いキーボードや大型アンプ、掃除機に炊飯器、石油ストーブに座椅子、割れた茶碗などトータルで、100kg程度の不用品を清掃工場に直接搬入してきた。
庭の隅の不用品がなくなるとスッキリして気持がいいものだ。
おかげで腕の筋肉が発達してきたようだ。
腰が痛くならなければいいけど…
庭の梅も満開だ。