あぁ、残念だ。
また、大好きなアーティストが逝ってしまった。
もう20年くらい前になるのかな、
夫とブルーノート東京での来日公演を聴きに行ったことがあった…。
最後に、大ヒット曲の
What You Won't Do For love を歌ってくれて、ファンに大サービス…
小柄な体格に似合わずハリのある、あの独特の節回しでタップリ聴かせてくれたんだった。
もうliveで聴くことができないんだな。
1月のジェフ・ベックの時も突然の訃報でしばらく声もなかったけれど、
これだけ有名アーティストの訃報が続くと、
自分たちの好きだった音楽が、過去のものになっていくようで淋しくて仕方がない。
私たちの世代の洋楽ファンには、彼らの音楽をliveで聴くのがステイタスだった…
来日公演がある度に必死で高いチケットを予約して何ヶ月も前からワクワクしながら過ごし、
当日は仕事を休んで早めに会場に駆けつけてアーティストと同じ空気を吸い、
本番ではアーティストの姿を目に焼き付けて耳を全開にして聴く、
一曲が終わるごとに手がちぎれんばかりの拍手喝采を送り、
トークの場面では、
英語が分からなくても分かったフリをしてニコニコ笑いながら頷く。
そしてトークの最後の辺りで次の曲紹介があると、
コアなファンは原題を知っていて、即反応するが、
邦題しか知らない俄ファンは、
イントロが始まってから気づいて反応する…
この違いで、ファンレベルを推し量る。
まぁ、そんな事はどーでもいいことだが…
あの頃が懐かしいなぁ。
そうか、Bobbyが逝ってしまったか…
確か別のblogにブルーノート東京でのliveの感想を書いて「Bobbyに首ったけ」というタイトルを付けたように思うが…。
どこにあるんだろう。