久々にFacebookを開いた…
正直、怖かったのだ。
予感は当たっていた。
ドラマーの菅沼孝三さんが亡くなった…
1、2ヵ月前、
余命宣告を受けたことを自身のFacebookに書いていたが、
私は、まだ時間はあるのではないかと勝手に思い込んでいた…
なぜなら、
同じ病であっても、余命宣告どおりに寿命を迎えるとは限らないから…
それを、私は願っていた。
菅沼氏とは直接、会ったことはないが
リズム&ドラムマガジンという音楽雑誌を読んでいた頃から手数王として有名なドラマーで、
私のように全く手数なるものを持たない超初心者には、尊敬に値する存在だった。
今や若手ドラマーとしてNo.1の川口千里さんの師でもある。
9年前にFacebookを始めた直後、
友達申請をした際にも快く承認してくださったが、
その後、
私の郷里に近い島根県浜田市でレクチャーライブをされた際に、
お礼のメッセージを送ると
大きな笑顔マークを返してくださったり、
私のようなただの音楽フリークにも細やかな気遣いをされる方だった。
昨年の6月に消化器疾患で緊急手術をした直後も丁寧なお知らせ投稿をされていたが、
ご本人の最後のメッセージは今年9月26日で、
そこには病名と余命宣告を受けた事、
そして
『最後の手数王』になったらごめんなさい、
『帰ってきた手数王になったらいいのですが』
というメッセージが遺されていた。
いつも人懐こい笑顔が魅力的な人だった。
菅沼孝三さんが旅立った。
ありがとうございました。
どうか、安らかに。