仕事終わりに大雨警報が出たと同時に
土砂降りの雨…
おかげで昼間の暑さで熱を帯びたアスファルトが冷えて
一気に気温が下がった帰り道、
路面が光り、
対向車のライトが反射して眩しい中を
慎重に運転しつつ
家の手前200mの交差点付近にさしかかると、
靄が出てきた…。
(こんな夜は、気をしっかり持たないと…持って行かれそうだなぁ…)
と、ふと思う。
金縛りもそうだが、
疲れていたり、心が弱っている時は要注意で、
“彼等”は、遠慮なく心の隙間に入り込んでくる。
それが、強い怨念を持っていたりすると
入り込まれた人間はコントロールが効かなくなる…
無意識のうちにあっちの世界に引きずり込まれそうになる事もある。
怨念ほど、怖いものはない。
一方で、
子どもの霊には、それがない。
事故や災害で命を落とした子どもの多くは、
自分が突然、
日常を失ったことに気づかない場合もある。
そんな小さな子どもの話しは
切ない…。
今回は、
私の高校合唱部の後輩が経験した話し。