
大相撲大阪場所の千秋楽。
前日、車椅子で退場していった尊富士をみながら、千秋楽は休場か?
と心配したけれど、
尊富士の取り組みを観ながら、
やはり精神力の強さは痛みに勝るのだと、
納得した。
大銀杏のない力士が優勝するのは110年ぶりだとか…。
回復力の早さと精神力の強さは、24歳という若さの賜物か、
新入幕の力士が優勝するのは歴史に残る快挙なのだそうだ。
ドラマティックな展開も手伝って、今日の千秋楽は見応えがあった。
その反面、
最近は怪我=休場というのが当たり前のようになっていて、
名の知られた力士や大関以上の力士に至っては、
特にその傾向が強いように思う。
正直、ガッカリすることが多い。
後々のことを考えれば、仕方ないのかも知れないが、
今回の尊富士の頑張りをみてどう思っただろうか?
優勝インタビューで
「勝っても負けても自分を応援してくれる人たちの思いに応えたい、その一心で土俵に上がった、上がれてよかった」
と、
尊富士は語った。
初心、忘るるべからず。