二十数年前、
円高で確か1ドルが90円前後だったせいもあって、
海外のカタログ通販を、よく利用していた。
ブルーミングデールやサックスフィッフスアベニューからも
毎月のようにカタログが届いていて
日本人の感覚とは違う斬新なデザインのファッションや小物に惹きつけられた。
米国のデパートのカタログは、観ているだけでも楽しかった。
その中でも、ニーマンマーカスは特別ゴージャスで、
クリスマスの時期だけ限定発売されるアクセサリーは特に楽しみだった。
ある年のクリスマスツリーを象ったパールのブローチは、
米大統領夫人だったヒラリーさんが演説のときに着けていた物と同じデザインだった。
2シーズン続けて買ったが、
今でも園児のクリスマス発表会前のレッスンの際に活用している。
コインを入れるとセリフが流れて動くスターウォーズのキャラクターの貯金箱は10セットくらい買って、
夫の仕事関係先の知人友人に配った事があった。
ニーマンマーカスは我が家にとっては、
まさにバブル期の象徴だった。
カタログが届くたびにワクワクしたあの頃を思い出す。
(ー ー;)
コロナショックは米国の有名デパートを破産に追い込んだ。
同時に
「アレが欲しい」「コレ、買いたい」
という買い物のワクワク感をも私たちから奪って行く…
欲しい物はあっても、今後のことを考えると躊躇してしまう。
それより、
自動車税を払わなくては…。
とうとう、
Halにベッドを占領されてしまった…。