昨日の午後はオンラインで来年度に向けての企画会議。
今、関わっているラジオ局の話し方講座が間もなく20周年を迎えるにあたり、
何か面白いことをやりたいね、と
講師仲間や局スタッフと意見を出し合った。
具体的なことはこれからだが、面白いことができそうな予感にワクワクしている。
面白いといえば、
先日、ネットの記事で《オジサンたちを相手に企画を通す方法》なるものを読んだ。
会議で自分の意見を通すには、やはり相応のテクニックがいるらしい…。
日本社会では、
ただ単に自分の意見を主張するだけでは、必ず年配者から反発がくる。
私も若い頃は、オジサンたちとよくケンカ腰でやりあったものだ。
今も覚えているのは、
林野庁主催の会議の席で、発言を求められ、
花粉症の影響による健康被害を訴えた際に、
林業家のオジサンから
「花粉症はスギのせいじゃないよ!」
と突っぱねられたことだ。
今思えば、あのオジサンの持論はメチャクチャだったが、
その時の私の言い方も悪かったのだろう。
関連記事には、発言する際には《上目遣いで少し首を傾げてオジサンたちを見ると良い》とあった。
そんなシナを作るのは私には到底ムリだが、
発言するときは、反対の立場も尊重しつつ、まず相手を認めてから、
やんわりと
「それについて、2つだけお願いがありますが、聞いていただけますか?」
と笑顔で丁寧に言えばよいとか。
この手法は今、話題の国際政治学者さんが使っているらしい。
今の私は講師として、
なるべく敵を作らないためのコミュニケーション術を提案する立場だが、
思えば若い頃は、相手を炎上させるのが日常茶飯事だった。
そんな失敗体験を重ねてきたことで、
今の自分があるワケだ。
(^_^;)
それにしても、20年もよく続けて来られたものだ。
ラジオ局には感謝しかない。
今年は、記念すべき年、
攻めで行くと決めてから、まめにSNSも更新してもらっているが、
それだってラジオ局の公式Twitterを使わせてもらっているからこそ、
多少なりとも反響があるように思う。
私のような者が個人でPRしたところで誰も気に留めてはくれないだろう。
画像は、
たぶん7年前にラジオ局で撮影してくれた写真。
当時は髪も長かった。
《おかげさまで20年》
よろしくお願いします。