誰しもが当然、予想した結果ですので
驚くほどの事ではないかと…
ただ、記者会見を開く際に、
どのくらいの情報を集め準備しておくべきか…
個人情報を尊重しながら、どの程度の情報を開示すべきか…
県民が、どのような情報を欲しがっているのかを準備しておく必要はあると思います。
報道記者の質問は、
「みんなが知りたい」情報でもあります。
それに対して、
「現在調査中です」「わかりません」
という対応では、
ますます不安を助長してしまうのではないでしょうか?
知りたいのは、
「県初の感染者が出ました」
という結果ではなく、感染の経緯や経路です。
今現在、ご本人からの聞き取りができない状況だとしても、
重症化するまでに何度も医療機関を受診されているわけですから、
体調を崩すまでに医療機関で個々のヒヤリングはあったはずだと思うのです。
通常の場合、診察前は問診票に記入しますよね?
コロナウィルス感染を疑う場合なら、
《2週間前に人混みに行ったか》
《職場の人数、就業場所の環境》
等をヒヤリングしているはずです。
昨日の記者会見では、
結果だけが示された印象でした。
知りたいのはプロセスです。
それと、
昨日の記者会見では問題がもう一つ、
知事をフォローする立場の県女性職員の対応の拙さが目立ってしまったのは残念です。
擁護する訳ではありませんが、
あの素っ気ない話し方が、彼女にとっては普通の対応で悪気はないのだと思います。
記者から感染者のことに質問が及んだとき
「…(感染者を)責めるものではありません」
という主観が加わりました。
本来、ここに主観は必要ありませんが、
つい自分の思いを述べてしまったのは、
県職員である彼女が、心優しい人である証拠だと私は思っています。
病をおして勤務せざるを得なかった感染者の保育士に同情し庇ったのです。
その思いが憤りとなって、語気の強さに表れたのかもしれません。
ただ、こう言う時だからこそ、
知事の言うように“丁寧に答える”ことが大事なのです。
言葉足らずは否めませんね。
イントネーションのない話し方も、この際改めてみてはどうでしょう?
YouTubeで配信されているので、
後々まで残ってしまいますしね。(ー ー;)
椅子に背中を丸めて座り、
マスクをずらして答える、というのもNGです。
県のイメージアップに繋がるようなメディア対応をお願いします。
今日は予報どおりの雨です。
近くの桃の花は、間もなく満開です。