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昨日は毎年、依頼を受けて担当しているナレーションの仕事。
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朝9:30から夕方4時まで、
舞台袖で演目と曲にまつわるエピソードなどを紹介する顔出しナシの影ナレも、
かれこれ20年以上になるかと思う…
今年は中学生や高校生、大学生の若い世代の出演もあって、
袖で見ていると、その一生懸命な姿と初々しさに頬が緩んでいくのを感じた。
音楽の授業では、邦楽が取り入れられて何年も経つが、
ピアノを習うほど、箏、三味線などの和楽器や日舞を習う子供は多くない…
私が小6まで日舞を習っていたのは、単に実母の影響だ。
隣市で日舞の教室を開いているお師匠さんが、
週に一度、自宅に来てくれて近所の友人親子数組と一緒に習っていた…
仲の良い優子ちゃんという同級生と2人で舞台に立ったこともあったが、
本番になると私はいつも回る方向を間違えてしまう。
優子ちゃんは完璧に踊れるのに、私は逆で、いわゆるスジの悪い子だった。
小6でやめたのは、
お師匠さんが病気になった事と、
実母が私には向かないと判断したからだろう…
それに、
日舞は上手くなればなるほどお金がかかる。
実母が舞台で踊るたびに着物代からカツラ代、お祝儀など万札が飛ぶように出ていく、
普通の家庭では続けるのは難しい…
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昨日の邦楽協会の理事長挨拶の中でも、
後継者問題を示唆するスピーチがあったが、
確かに、邦楽が直面する後継者育成には課題が多い。
やめた私がいうのも可笑しいが、
身体の軸をしっかり作るのにも日舞は向いている。
バレエなども同様だとは思うが、
高齢になっても踊れる年数を考えたら日舞の方が長いのではないか?
とはいえ、
将来的に邦楽奏者や日舞の演奏者や指導者を目指すために上の学校に行くとなれば、
それなりの覚悟が必要だ。
私の同級生も高校時代に箏の奏者になるため、
東京の私立高校に転校してから、東京藝大に入ったけれど、
あの時代だって、とてつもなく狭き門だし
とにかくお金がかかりすぎるのがネックだ。
お金の話といえば、
今日から家の外壁塗装工事が始まった…
夫が窓枠だけ別の色にしてくれと頼んだ分、オプション加算になり、
それに、シロアリが思った以上に巣食っている事が判明し、
駆除と防虫工事が加算されて
サービスしてもらって、プラスウン十万…
もうコレは仕方ない…
今回もトータルでゆうに100万超え…
10年前に越して来て、
土台補修工事1回、
屋根の工事2回、
トイレリフォーム2箇所
それに今回の外壁塗装とシロアリ駆除…
いったい幾らかかった事か…
計算するのが恐ろしい。
中古別荘とは、こう言うものだ。
あぁ、お金に羽根が生えて飛んでいく…
(-。-;