最寄駅の駐車場から、そのまま犬の幼稚園にHalを迎えに行く。
犬にとって1日は、人間で言うところの5日らしいが、
恐らくHalは一日千秋の思いで待ってるに違いない。
車から降りると同時にHalの鳴き声が聞こえた。
連休で人手不足らしく若い男性スタッフが1人で世話をしているようだ…
夫が迎えに来たことを伝えると、
連絡手帳を探しに行ったのか、なかなか戻ってこない。
Halの鳴き声のするドッグランの方を覗くとHalは繋がれたまま他の犬舎にいる犬と鳴き声で交信をしていたようだ。
ワンワン、ワンワンと別の大型犬が鳴くとそれに対してHalも同じようにワンワン、ワンワンと応えている…
それを見た夫が言う。
アレは、
「オマエんちの飼い主はこないよ!迎えになんか来ねえよ!」と
長期で預けられている犬がHalをからかっているのだと…。
その犬にHalは
「そんなワケねえだろ!おらんちのトーちゃん、カーちゃんは迎えにくるっていってたもん!」
と、必死に反論していたのだと。
夫の想像も、あながち外れているように思えない。
そういえば以前よりも、長期預かりの犬たちが増えているように思えるのだ。
飼い主の高齢化という事もあるだろうか…。
そういえば、
Halを預ける時にスタッフから「1カ月ですか?」なんて妙な事を訊かれたのも、
長期の預かり犬が多いと言うことの表れだろう。
何だかなぁ…。
どうやら間の悪いタイミングだったらしく
Halは異様なほど興奮状態で、
車に乗ってからもなかなか鳴き止まない。
こんなに興奮したHalは初めてみた…
2年ぶりのペットホテルで、刺激が強すぎたか。
それに、
よく見るとケンカでもしたのか、Halの鼻の皮が…
あ〜あ…(涙)