都内在住の長男が送ってきたのは
人も少なく閑散とした浅草寺の夜景、
リモートワークに疲れた長男は、
休暇中、都内近郊の寺社巡りをするらしい…
私も寺社巡りは好きだ。
例えば歴史上の人物の墓があることで知られている有楽町線駅近の護国寺などで
境内の木陰でベンチに座ってボーッとしていると不思議と落ち着く。
そして、
(な〜んだ、自分のちっぽけな悩みなんて、どうってことないじゃないか…)
という気分になってくる。
お金のかからない地味な趣味だが、
気分転換にはもってこいだ。
地味といえば、
昨日の某ワイドショーで
地味で見た目も位置的にも我が故郷島根県と混同されがちな県である鳥取県の平井知事が、リモート出演されていた。
そういえば、
私は小学生の頃はよく“鳥取”を“取鳥”と書き間違えていた。
(ー ー;)
訓読みでは両方とも「とり」と読める。
なぜ
鳥が先なのか…
取が後なのか…
と悩んだことがあった。
そんな鳥取県の平井知事が今、注目されている。
“スタバはないが砂場はある”のダジャレで知られているが、
昨日のTVワイドショーでは、
キャスターの様々な質問に言い澱むことなく、冷静で的確な見解を述べていた。
お盆休みで帰省する人への誹謗中傷について訊かれた際にも、
「鳥取、島根の人は皆んな優しいですから」
と答えていたが、
確かに都会と違って
近所付き合いを大事にする田舎では
心の中で思っていても、
口に出して言う人は少ないかもしれない…
と言う気がする。
ただ、
表向きはそうであっても疑心暗鬼になってしまうのは避けられないだろう。
鳥取に隣接する島根県東部の高校でクラスターが発生、
我が郷里の島根県西部でも初の感染者が出た。
時間の問題だとは思っていたが、
高齢者の多い地域だけに気になる。
行政のWebサイトには
《プライバシーを尊重した対応をお願いします》
と記載されていたが、
本当の優しさは、
移さないための気遣いであり、思いやる心だと誰かが言っていた。
本当に、そうだと思う…。
従妹がようやくスマホに買い替えたらしい。
リモート帰省、試してみようかな。