一昨日のこと、
途中まで女子サッカーの中継を見ていた夫が
「もうイイや」とつまらなさそうな顔をして裏で録画中だった番組へと切り替えた。
『魔改造の夜』は、月に一度あるか無いかの番組だ。
私はこの番組が好きで毎回楽しみにしている。
どこが好きか…?
そう訊かれたら、理由は3つある。
1つ目は番組構成が巧みだと言う点。
毎回3社の出場企業の技術者たちが、
与えられた可愛らしいぬいぐるみを改造しし、見違えるようなスーパーマシンに変身させる…
そのプロセスを取材して如何に一流技術者たちが四苦八苦しながら無理難題に挑んできたか…をドラマ仕立てで紹介する
それを見てまず感動する。
2つ目は、本番を迎えたときの緊張感。
スタート後に思わぬハプニングで失敗して落胆するチームあり、
成功して大喜びするチームあり、
本番で1度失敗した後に再度、調整して挑む…
まさにPDCAのプロセスを凝縮した、ものづくりの現場を見るようだ。
3つ目、
私が何より感動するのは、
出場する3チームの企業の技術者たちが、
ライバルであるはずの企業の失敗に対して我が事のように落胆し涙ぐむ…
かと思えば、自分たちのチームが失敗しても他のチームが成功すると一緒に喜び合う。
これは、互いのチームをリスペクトし合っているからこその事だろう…
それを見て私は、ますます感動する。
そして日本のものづくり精神は、まだ海外に負けていないことを確信する。
この前は、
第1走の虎のぬいぐるみマシンが第2走のウサギのマシンにバトンタッチして走らせる…という難しいテーマだったが、
1度目は失敗し2度目の挑戦で40秒台を叩き出したT-DKがトップで優勝したが、
Y-マハが2度とも成功、
さすがバイクメーカーとしての技術力をアピールした。
K-セラは2度とも失敗したが、敗戦の弁にも清々しさを感じた。
ナレーターの盛り上げ方も上手い。
Y-マハの2度目の挑戦の前フリで
『かつてケニー・ロバーツ、フレディ・スペンサーが…』
というコメントに私は興奮した。
そして、あの輝かしいよき時代を思い出した…
あの頃の自分を思い出した。