→ こちら 以下ストーリーテラーによる文字おこし.....文字とおりではありません。
それは 気持の良い金曜日だった。2011.3.11 東京をはじめ 太平洋岸で地震が起きた。
M9の地震は巨大な津波をもたらし 沿岸の市町村を根こそぎ破壊した。
しかし恐ろしい最大限の事故がすでに起きていた。連鎖反応のように、1号機から3号機まですべての電源が消失。津波の到達までに電源は失われていた。津波はふたつのことをした。ポンプが?破壊された。そんなことは東京に住む日ともフクシマに住むひとも知らされなかった。
このようなブラックアウトは信じられない。電源喪失だけでなく水と両方失われるとは....
事態はますます制御不能の状態に陥っていった。
『日本政府は無責任です。地震が多いこのような土地でのゲンパツ建設は不可能です。長期にわたって帳消しにできないできごとを残してしまう』
『実際は4号機が一番危険なのです。燃料棒を保護するものはなにもないからです。』
自衛隊の投入 海水による冷却
けれども冷却ではなく実は4号機のプールに水を入れようとしたのです。この危険な試みは断念せざるを得ませんでした。そして 4号機の水は蒸発。
爆発後全員退避 だが50人が残った。 フクシマフィフティと呼ばれるひとたちが
4号機は水素爆発と東電と政府はいう…..が
地震で 水流出 燃料棒の皮膜ジルコニウムが自然発火….. 爆発
アメリカ政府の判断も同じだった、アメリカ政府は半径100キロに住む人間に避難を勧告した。
東京都の消防隊が決死の覚悟でフクシマへ向った。
『彼らは昼夜をおかず 注入をつづけた。海水を注入 彼らは先のことを考えられなかったのか塩水に含まれているものが あらゆるものにこびりつく』
10000トンの汚染水が海に放出された…..
『このことがどのような結果をもたらすか まだわかりません。人類にとってはじめての実験です』
バズビー氏は 車のエアフィルターをあけ α粒子を調べた。
ひとびとはそれにふれ 体内に吸い込む 深刻な健康被害が生まれる。
バズビー氏は日本にわたり 環境の放射線量を測定した。
……..
専門家は 『東日本 とくに 東北では農業ができなくなるだろう』といっている。
水素爆発ではなかったはずです、水素爆発なら あれほどの核物質は検出されなかった。
しかし それは東電にとってあってはならないことだった。
3号機爆発 アメリカの原子力ロビーにとってはあたりまえのことだった。 『あれは臨海爆発ではなかったか』
3号機はMOX燃料だった...ウランプルトニウム どこまで拡散したか
ガンダーセンは言う。
『鋭い閃光 炎 ありがたいことにほとんど海にふっとばされました。
わたしたちはこれを触発臨海と呼びます。
原子爆弾 というものがあります。それとほとんど同じです。』
GE ウェストハウスティング アレバが このことを過小に報告するよう 国会に圧力をかけた。
原子力発電所で考えられないような事故が起きたということは知らせてはならないのである。
日本のマスメディアも負けてはいない。日本のマスメディアに対する評価 100点満点中 1点もあげるわけにはいかない。
佐藤栄佐久前福島県知事は プルトニウムを入れることを拒否したために そのことを身に沁みるようになる。
日本は原子力帝国になってしまった、ファシズムになってしまったから この事故が起きた。
ケイ スガオカは 解雇されるまで ふくしまに定期検査に通った。
重大なミスの検査結果を報告書に書こうとすると 止められた。
フリーのジャーナリストはフクシマ内部への取材から除外されている。
作業委員として潜入 写真を撮影した。
作業員は 津波と事故で何もかも失ったひとばかり 彼らは生きるためになんでもしなくてはならない。
やくざが労働者を仕切っているというのは今では公然の秘密である。労働者は最高4時間作業する。
ゲンパツサイトには大量のタンクがならんでいる。ホースはカンタンなプラスティックでできている。冬場 凍結すれば…..たちまち
フクシマはコントロールできてはいない。なにもかも一時しのぎに過ぎない。
野田首相 終息宣言
冷温停止ではない。だが 政府・東電はみんなに安全だといわなくてはならない。
『日本の北部はすでに失われてしまったといってもいい。わたしは言いたい すぐに避難しなさいと』
「なにがあってもわたしにはここしか住む場所がないのです…」
『フクシマではひとは道端で死んでいるのではない。人々は10年後 20年後に ガンになってゆく。100万人がガンになるでしょう。』
以上