おすすめ度 ☆☆★
劇場未公開
「ゾーヤ 戦場に消えた18歳の少女兵士」のタイトルでWOWOW公開。
ナチスに攻め込まれたソ連は、首都防衛のため素人同然の若者でゲリラ部隊を編成する。
恋人が戦死したことと、弟の代わりにということで18歳の女性が参戦。
ドイツ軍に捕まり、全裸の拷問を受け、絞首刑。
なんともはかない人生。
実話というから、ロシアも切羽詰まっていた。
英雄視され、持ち上げられる。
現在のロシアのウクライナ攻勢は逆の立場で、この映画のようなことはないだろう。
おすすめ度 ☆☆★
劇場未公開
「ゾーヤ 戦場に消えた18歳の少女兵士」のタイトルでWOWOW公開。
ナチスに攻め込まれたソ連は、首都防衛のため素人同然の若者でゲリラ部隊を編成する。
恋人が戦死したことと、弟の代わりにということで18歳の女性が参戦。
ドイツ軍に捕まり、全裸の拷問を受け、絞首刑。
なんともはかない人生。
実話というから、ロシアも切羽詰まっていた。
英雄視され、持ち上げられる。
現在のロシアのウクライナ攻勢は逆の立場で、この映画のようなことはないだろう。
おすすめ度 ☆☆
ジャケにひかれて借りてしまった。
ロシア映画だったとは、悪い予感。
惹き文句のような、派手な映画ではない。
ラッパー、ソ連でもラップが流行っているのか?結構、いいノリだ。
ラッパーが狙撃手に狙われ、そのボディガードをすることになったサーシャ。
そのうち、ラッパーとサーシャがいい仲になり、デートを重ねる。
要は、ラップとラブラブがメインの映画。
サーシャを演じるのが、ロシアで数々のファッション雑誌の表紙を飾り、女優としてもブレイク中の新鋭、アレクサンドラ・チェルカソヴァ。
彼女に魅力を見出せるかが一つのポイント。
ラスト狙撃手が現れるので、一応、ボディガードなんだけど。
おすすめ度 ☆☆☆
戦争映画好き ☆☆☆★
ナチスドイツの侵攻からモスクワを防衛し、第2次世界大戦の流れを変えたとも言われる「モスクワ攻防戦」を描いたロシア製戦争大作。
第2次世界大戦下の1941年10月、ソ連に侵攻したドイツの大軍は、モスクワを目指して進軍する。首都が陥落すれば、ソ連の敗北とナチスの勝利が決定的になる。モスクワを死守するため、兵力不足のソ連軍は訓練中の学生兵を戦場に送り出すことを決め、ポドリスク兵学校士官候補生のラヴロフやディミトリ、看護師のマーシャら3500人に及ぶ若者たちが過酷な最前線に送られる。
さすが、ソ連映画だけに重厚。
主人公は砲台の照準手。戦車相手に大活躍、クライマックスでは神業的な砲撃をする。
青年砲兵士官候補生と従軍看護師との、戦場に散りゆく儚い愛のエピソードの数々。
おすすめ度 ☆☆☆★
日本・ロシア合作
1970年代の旧ソ連に実在した「忠犬パルマ」のエピソードを基に、犬と人間の関わりや親子の葛藤を描いた日露合作によるヒューマンドラマ。
ロシアでは公開初週の映画動員ランキングで初登場1位を獲得し、「モスクワ国際映画祭」正式出品され、「ビバロシア国際映画祭」ではグランプリ受賞。
冒頭、秋田での秋田犬の里、オープニング記念から始まる。
物語は、飼い主とともにプラハへ行く予定だった犬パルマは、検査の手違いからモスクワの空港に置き去りにされてしまう。
空港に住み着いたパルマは毎日滑走路で飛行機を見上げ、2年間も飼い主の帰りを待ち続ける。
時を同じくして、母親を亡くした9歳の少年コーリャが、パイロットである父親に預けられ空港にやって来る。
孤独な、ひとえに飼い主を待ち続ける犬と、突然現れた父親に戸惑う少年の交流が描かれ涙する。
おすすめ度 ☆☆☆
SF映画好き ☆☆☆★
「未体験ゾーンの映画たち2021」上映作品
冷戦時代のソ連を舞台に、宇宙飛行士の体内に潜んだ未知の生物が巻き起こす恐怖を描いたSFホラー。
1980年代、全体主義で固められたソビエト。宇宙船スプートニク号で謎の事故が発生し、ほぼ全ての乗組員が死亡した。唯一生還したコンスタンチンは、カザフスタンのソビエト秘密軍事施設に監禁される。
コンスタンチンの体内には、エイリアンが生息、時々体外に出て人間を食するという大変な代物。
この難題に挑む女性医師。
エイリアンと人間の対決みたいなアクションはないが、じわじわとした恐怖。
エイリアンの造形もみもの。
ロシア美人、オクサナ・アキンシナ主演。
おすすめ度 ☆☆☆☆
突然の余命宣告を受けた73歳の女性が自身のお葬式計画に奮闘する姿を描いたロシア映画。
ロシア映画にしては珍しいシリアス映画。
だが、自らの葬式を実行する話にしては、実にからっとした展開。
昔教師だったせいか、几帳面。
わざわざ死亡診断書を書いてもらい、棺桶まで用意するありさま。
息子はいるが、都会にいる息子に迷惑をかけたくないと。
原題は「解凍される鯉」で、ラストはこれが生きてくる。
なぜかザピーナッツの「恋のバカンスが」出てきてほっこり。
老人と死のテーマは万国共通。
おすすめ度 ☆☆★
劇場未公開 PG15
★ロシアのアカデミー賞と呼ばれるニカ賞2部門ノミネートほか複数の賞にノミネートされ話題騒然!
★663館で公開!過激な性描写と大胆な濡れ場が話題となり、R-18作品で過去最高の興行成績を記録!
という触れ込みだが。
女医のレーナと俳優の夫セルゲイ。レーナはセックスレスの生活に不満な日々を過ごしていた。ある日、セルゲイのメールを盗み見たレーナは、夫が浮気をしていると確信する。行き場のない感情を持ったレーナはナイトクラブで出会った見ず知らずの男性と衝動的に身体を重ねてしまう。レーナにとっては思いがけず、信じられないほどの感情に満たされる。一度限りのはずが自らの欲望を抑えきれず、不倫の快楽に目覚めていく…。かなり激しい性描写。
主役の女優さんが。そこそこ美人なのが救い。
まあ、それだけの映画だが。
おすすめ度 ☆★
「性的倒錯、禁断の世界がユーザーの好奇心を刺激する!
セクシャルマイノリティのへの抑圧、禁忌とされた歴史。文学的世界が観るものを圧倒する!
見目麗しきロシアの若手俳優たちの共演が視覚的満足度を保証!」
と煽り立てるが、冒頭の脳内官能シーン以降は、意味不明シーンが続く。
それもぼかしがたっぷり。
ホモセクシュアルと乱交パーティー。
セックスとアート、間違ったコンビネーションの一例。
まあ、監督のイメージを見ているようなもの。
おすすめ度 ☆☆☆
戦争映画好き ☆☆☆★
最近、日本でも独ソ戦に目が向いている。
なにしろ、戦死者や戦傷者の数が、半端なく多い。
この映画は、そういった独ソ戦の一端を描いている。
タイトルにある「ルジェフ」は、ロシア領でモスクワに近い。
最後の攻防戦だ。
冒頭、ロシアの塹壕にドイツ軍が押し寄せてくる、塹壕ではそれこそ肉弾戦。なかなかリアルな描写。
中盤は、戦のあとかたずけや、次回の戦闘の準備などヒューマンな展開。
戦闘部隊と本部との見解の違い、憲兵のような兵の横柄な態度など、
一方で、的確な判断を下す部隊長。
戦う兵の苦悩など、随所に人間的な描写が。ただ、一面退屈する。
この戦を契機にロシア軍はドイツ軍を撃退、終戦につながる。
ラストは、次の対戦の準備で終わる。
無名俳優で描かれた地味だが、訴えるものがる良作だ。
おすすめ度 ☆☆☆
「未体験ゾーンの映画たち2020」上映作品。
140分の大作
独ソ戦下、1943年1月、ドイツ軍によるレニングラード包囲網を突破したソ連軍は、市民を餓死から救うため、わずか17日で鉄道建設を強行。
これは、その建設と列車運行に携わった若き女子学生の物語である・
ただ、話が大きいため、いろんなエピソードが詰め込まれ、退屈する。
邦題のような、派手なアクション映画ではありません。
クライマックスは、ドイツ軍の攻撃を受けながら、孤児院の子供たちと秘密物質(核関連物資)の運搬に携わる。
敵陣の中を走り抜けるようなもので、それを若い女性がやり遂げる戦争秘話だ。