ひろの映画見たまま

映画にワクワク

ある子供

2006-02-19 17:46:46 | Weblog

若年失業率の高いベルギーという背景をまず理解しておかねばならない。

というのは、盗品販売をしている主人公が、わが子(生まれてすぐの)を品物のように売ってしまうことである。

この非常な行為が、いとも簡単になされることにおどろく。

もちろんこれが、若者を苦しめるのだが、そもそもこの行為そのものが、痛々しいからだ。

若い二人のラブラブカップル。それが一転地獄に。

主人公に使われて盗みを働く少年も事件に巻き込まれ、死ぬ思いをする。

因果応報だが、それもつらい。

きめ細かな描写が、物語を引っ張っていく。

つらいが、惹かれる映画だ。

 

 

コメント
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