呉清源は、囲碁の世界で最強の棋士と言われた人物だが、
中国人ゆえに、日中戦争のさなかを生きた稀有な人でもある。
さらに、それゆえ、新興宗教に走り、その宣伝塔として利用された。
たしかに、波瀾万丈の人生で、映画のテーマになりそうだ。
それを、中国人の監督が、日本人俳優が主体の映画を撮った。
取りようによっては、かなり面白い映画だが、
結局、囲碁についてはあまり触れず、その人生を描いている。
呉を演じる中国人俳優が、日本語がたどたどしく
ちょっと、気の毒な気がする。
囲碁のシーンと普段の生活が、絡み合って描かれるが、
登場人物が、よく知らないで見てしまうと、わからぬままに話が進むので、
話の興がそがれる。
せっかくの題材だが、見る人が見ないとわからないところが
皆の賛同を得られるだろうかと思う。
面白い題材だけに惜しまれる。
中国人ゆえに、日中戦争のさなかを生きた稀有な人でもある。
さらに、それゆえ、新興宗教に走り、その宣伝塔として利用された。
たしかに、波瀾万丈の人生で、映画のテーマになりそうだ。
それを、中国人の監督が、日本人俳優が主体の映画を撮った。
取りようによっては、かなり面白い映画だが、
結局、囲碁についてはあまり触れず、その人生を描いている。
呉を演じる中国人俳優が、日本語がたどたどしく
ちょっと、気の毒な気がする。
囲碁のシーンと普段の生活が、絡み合って描かれるが、
登場人物が、よく知らないで見てしまうと、わからぬままに話が進むので、
話の興がそがれる。
せっかくの題材だが、見る人が見ないとわからないところが
皆の賛同を得られるだろうかと思う。
面白い題材だけに惜しまれる。