ひろの映画見たまま

映画にワクワク

ミルク

2009-04-22 19:46:16 | 映画
サンフランシスコ市政執行委員にして、ゲイの人権問題で

権利を獲得するのに尽力した伝説の人物の映画化だ。

ゲイという、普通でないがために差別される社会を

一人の活動家を描くことによって

浮き彫りにするが、ミルクを演じるショーン・ペンの演技が

オーバーでなく、かなり際どい演技もこなして

映画に活力を与えている。

前半は、まだ、活動家になる前のミルクを描くため

ゲイの世界の描写が多く、ちょっと身を引くが

後半になると、人権を熱く語るミルクにひかれる。

そして、ラスト近く、あっけない結末に唖然とする。

物語の終了後、その後の人々が字幕で語られる。

事実の映像が重なり、物語が身近に感じられる。

コメント
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