ひろの映画見たまま

映画にワクワク

石内尋常高等小学校 花は散れども

2009-09-15 20:12:40 | 映画
エネルギーを消耗する監督業を100歳を目前にする新藤兼人。

映画に一生をささげた。

その新藤の自叙伝的映画。

四国の田舎町の純朴な小学校。

「二十四の瞳」を連想させるが、こちらは男先生。

それも、同じ学校の教師と結婚。教室でのろける。

この子弟の物語と。

主人公の淡い恋愛物語である。

あわいが、結局結婚はせず、30年ぶりの同級会のとき結ばれる。

その二つの青春を軸に、さまざまな人生ドラマが繰り広げられる。

途中、白黒映画が出てきたり、古き列車で別れなど、

映画的装飾はたくさんある。

だが、所詮、力はない。

いうなればエネルギーがわき出てこないのだ。

それは、老人をいたわりすぎたせいでもあろうか?

コメント
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