ひろの映画見たまま

映画にワクワク

パリ20区。僕たちのクラス

2010-09-13 19:01:33 | フランス映画
パリ20区の中学校の国語教師と生徒たちの物語。

小生意気な生徒たちと、言葉を通して生きることを問いかける教師。

それだけの物語だが、

ここには、教育問題を中心とした様々な問題が凝縮されている。

とくにこのパリ20区は、人種、出身地、経済状況など様々な人がいる。

その雑多さが、移民問題に凝縮される。

熱血先生は、小生意気な生徒に、ルールを執拗に説くが

生徒は、様々な反応をする。

クライマックスは、いうことをきかない生徒(アフリカ人)に

切れた教師が言ってはいけない言葉を発し、

教育委員会にまで問題が波及するところだ。

ただ、おもしろいのは、生徒の処遇を検討する場に

生徒代表が出席し、彼らはその処分の過程を生徒たちに知らせることだ。

ちょっと日本では考えられない。



コメント (3)
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