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ひろの映画見たまま

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「LORO 欲望のイタリア」、シルビオ・ベルルスコーニ元首相の一面!

2020-07-13 17:47:42 | イタリア映画

おすすめ度 ☆☆★

157分の長尺 R15+ 酒池肉林です

政治とカネ、女性問題や失言など数々のスキャンダルで世間を騒がせたイタリアの元首相シルヴィオ・ベルルスコーニ。政敵に敗れて失脚するも、一度はトップに登りつめた怪物的な手腕で、 政権への返り咲きを虎視眈々と狙っていた。セクシー美女を招き、贅の限りを尽くしたパーティーで生気を養い、持ち前のセールストークを武器に足場を固めていくのだが、政治家生命を揺るがす大スキャンダルが勃発するのだった…。

だが、この映画、名匠パオロ・ソレンティーノ監督作品だけあって、裸女のオンパレードです。

そのほかにも、フェリーニを思わせる、イタリアンネオリアリズムが随所に。

なにしろ、ベルルスコーニが登場するのが、40分ぐらいしてから、それまでは、酒池肉林のオンパレード。

首相が登場してからも、豪邸で繰り広げられる豪華パーティーは、金に飽かせた、女女。

まあ、政治の話もあって、ラストは地震。キリスト像が象徴的。

ベルルスコーニを演じるのは、名優トニ・セルビッロ。

能面のような笑顔で魅了する。

しかし、イタリアの政情にうといと、ちょっと置いていかれる。

イタリアでは、アカデミー賞ものだが、やはり日本ではちょっと。

 


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