
おすすめ度 ☆☆☆★
オダギリジョー初監督作品。(脚本も)
撮影監督にクリストファー・ドイル、ワダエミが衣装デザインを担当。音楽を映画音楽初挑戦となるアルメニア出身のジャズピアニスト、ティグラン・ハマシアンと国際的な映画を目指している。
そういえば、渡し船のある風景は、どこか中国風。実際は、阿賀野川と福島・只見川で撮影。夏と冬の川の姿が美しい。
さらに、配役陣が豪華。主演は柄本明。村上虹郎、永瀬正敏、草笛光子、橋爪功ら。娘役は川島鈴遥。
橋の建設が進むある山村。川岸の小屋に暮らし、村と町を繋ぐため船頭を続けるトイチは、村人の源三が遊びにやってくる時以外は黙々と渡し舟を漕ぐ毎日を送っていた。
ある1人の少女が現れたことをきっかけに、トイチの人生は大きく変わっていく。
渡し船の船頭が人を乗せて渡すシーンが延々と続き、137分の長尺。
景色はきれいだが、単調。長セリフ。溶け込めないと退屈する。
最後は、少女の覚醒で、終わる。
死生観や、革新と保守など、考えさせられるシーンが多い。
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