町石が終わると雲仙寺の寺領に入る。雲仙寺はかっての「脊振千坊」の中心的存在であった。ここには幾つもの御坊の跡が見られるが、中でも乙護法堂は、江戸期に再建されたものとはいえ、「脊振千坊」の栄華を今に伝える堂々とした佇まいの建築物である。
脊振千坊の栄華を今に伝える乙護法堂
6月より咲いていた花「竹煮草」
開花時期は、 6/20頃~ 8/10頃。
・山野、荒地などに生える。
・竹と一緒に煮ると竹が柔らかくなり
細工しやすくなることから「竹煮草」。
・「竹似草」とも書く。
茎の中が空洞になっていて
竹に似ていることから。
・花は白く、目立たない。
・葉はしわしわ形。かなり背が高くなる。
・傷つけると橙色の汁が出てくる
・別名 「囁草(ささやきぐさ)」
風に揺れて音を出すから。
(季節の花300より)