旧熊本城下を通るあたりは両脇に整然と石垣が続き、道幅も広く取られ、肥後藩の勢力の強大さを窺うことができる。
熊本市の東部、街道のすぐ脇には剣豪宮本武蔵を祀った「武蔵塚」がある。
細川氏の庇護のもと、晩年を熊本で送った武蔵は、細川氏への恩返しから自分の死後街道を守護し、参勤交代を草葉の陰から拝めるようにと、ここに塚を築かせたと伝えられている。
7月に咲いていた花「えんじゅ」
開花時期は、 7/10頃~ 8/ 末頃。
・中国原産。
・中国名を「槐(ファイ)」といい、
和名にもこの漢字があてられている。
・仏教伝来の頃に渡来。
・排気ガスに強く、伸びすぎないので
街路樹としてよく植えられる
・花が散ったあとは木の下が真っ白(または
真っ黄色)になる。それで「何だろう?」と
見上げることになります。
・花が終わると数珠状の豆の実をつける。
・中国では昔から尊貴の木としてあがめられており、
周の時代(2000年くらい前)の宮廷の庭には
3本のエンジュが植えられていて、朝廷の
最高位にある三公はそれに向かって座ったという。
また、学問と権威のシンボルとされ、
最高の官位は「槐位(かいい)」と称された。
・別名 「槐樹」(かいじゅ)
「黄藤」(きふじ)。
(季節の花300より)