「清正公道」の先、街道は山の入り、林道の印象が濃くなる。二重峠頂上部は阿蘇外輪山特有の幾重にも丘が連なった高原地帯で、峠が二重にも三重にも連続しているところから、「二重峠」の名が付けられた。
二重峠から阿蘇谷に下って行く道には立派な石畳が残っている。この道は、あおのあまりの急峻さに荷車を押し上げれなかったことから、車帰坂(くるまがえしのさか)と名付けられている。
阿蘇の外輪山にある二重峠の眺望
7月に咲いていた花「屁くそかずら」
開花時期は、 7/10頃~ 9/15頃。
・すごい名前だが、枝や葉をもむと悪臭があるから
この名前になったらしい。(私も匂ってみましたが
それほどでもなかったです)
匂いのため、この植物を食べる虫はほとんどいない。
・筒状の茶色の花。
・つる状でどんどん伸びてくる。道端のフェンスなどで
夏によく見かける。
・秋に、茶色いパチンコ玉のような丸い実をつける。
昔は実の汁を、しもやけやあかぎれに塗っていた。
・別名 「灸花」(やいとばな)。
灸(やいと)とは”おきゅう”のこと。
花の内側の茶色い部分をお灸の後に
見立てたから。
「馬食わず(うまくわず)」
悪臭があるために(?)
馬が食べないところから。
(季節の花300より)