季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

長崎街道(二)③

2007-09-18 07:05:24 | インポート

長崎の街の東都、日見峠の麓にはかって「蛍茶屋」があった。長崎を旅立つ人々が別れを惜しんだところである。
茶屋跡の石碑の横に架かる橋は一瀬橋で、江戸前期の承応二年(1653)に作られた。

幕末、イタリア人の写真家フェリックス・ベアトが撮影した写真には、その一瀬橋と、脇に建つ優雅な風情の蛍茶屋が写っている。


7月に咲いていた花「半夏生」

開花時期は、  7/  1頃~  7/20頃。 
・上の方の葉っぱが、ペンキをべったり       
  塗ったように白くなるのがおもしろい。     
・「半化粧」「半夏生」、両方の名前で       
  呼ばれるようです。                       
  別名「片白草」(かたしろぐさ)。         
  名の由来は、                             
    「半夏生」は半夏生(7月2日頃。夏至から
      11日目)の季節に葉が白くなるから。 
    「半化粧」「片白草」は葉の半分ほどが   
                              白くなるから。


・半分白い葉は、花びらのように見えるドクダミ
  の白い苞葉(ほうよう)の祖型。           
  (これが進化してドクダミの白い”花”の形に
    なった・・・)                         
  花が咲き終わって夏の盛りの頃になると、   
  白い葉の白い部分は色落ちして、ふつうの緑色
  っぽくなる。                             

・花期に葉が白くなるのは、虫媒花であるために
  虫を誘う必要からこのように進化したのでは 
  ないか、といわれている(白くて目立つ)。 
・花は葉と同じく白で、紐状。               
・山の水辺に群生することが多いが、         
  都会でもときどき植えられてるのを見かける。

(季節の花300より)


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