長崎の街の東都、日見峠の麓にはかって「蛍茶屋」があった。長崎を旅立つ人々が別れを惜しんだところである。
茶屋跡の石碑の横に架かる橋は一瀬橋で、江戸前期の承応二年(1653)に作られた。
幕末、イタリア人の写真家フェリックス・ベアトが撮影した写真には、その一瀬橋と、脇に建つ優雅な風情の蛍茶屋が写っている。
7月に咲いていた花「半夏生」
開花時期は、 7/ 1頃~ 7/20頃。
・上の方の葉っぱが、ペンキをべったり
塗ったように白くなるのがおもしろい。
・「半化粧」「半夏生」、両方の名前で
呼ばれるようです。
別名「片白草」(かたしろぐさ)。
名の由来は、
「半夏生」は半夏生(7月2日頃。夏至から
11日目)の季節に葉が白くなるから。
「半化粧」「片白草」は葉の半分ほどが
白くなるから。
・半分白い葉は、花びらのように見えるドクダミ
の白い苞葉(ほうよう)の祖型。
(これが進化してドクダミの白い”花”の形に
なった・・・)
花が咲き終わって夏の盛りの頃になると、
白い葉の白い部分は色落ちして、ふつうの緑色
っぽくなる。
・花期に葉が白くなるのは、虫媒花であるために
虫を誘う必要からこのように進化したのでは
ないか、といわれている(白くて目立つ)。
・花は葉と同じく白で、紐状。
・山の水辺に群生することが多いが、
都会でもときどき植えられてるのを見かける。
(季節の花300より)