高野長英をはじめとする蘭学者を輩出した「シーボルトの鳴滝塾」は、蛍茶屋の近くにあった。
鳴滝塾の跡地には現在、シーボルト記念館が建てられている。シーボルトはオランダ商館長に随行し、長崎街道を江戸に旅しているが、その時のことを綴った『江戸参府紀行』には、「長崎街道」に関する多くの記述がみられる。
7月に咲いていた花「南京はぜ」
開花時期は、 7/ 1頃~ 7/ 末頃。
・中国、東南アジア原産。
・花は夏。葉の色と同じようなので目立たない。
・実は緑から白っぽくなり、目立たないが、
秋の紅葉はとてもきれい。
・昔は、実の皮から”ろうそく”用の
「ろう」を採った。
・埴輪(はにわ)などの素焼土器をつくる人たちを
「はじ」と呼ぶが、紅葉の色がこの土器の色に
似ていることから「はじ」と呼ばれ、
しだいに「はぜ」になった。
「南京」はたぶん、原産地の名前から?
(季節の花300より)