一日一言
快刀乱麻(かいとうらんま)を断つ
切れ味のよい刀で、もつれ乱れた麻を
切りほどくと言う意味から、複雑で込み
いった事柄や事件などを明快に解決す
る時のたとえに用いる。
★推理小説の明智小五郎は難事件を
快刀乱麻を断つように解決してゆく面白
さが読者を惹きつける。
秋の草花「秋の狗尾草(えのころぐさ)」
稲(いね)科。
・学名 Setaria viridis(猫じゃらし = 狗尾草)
Setaria faberi (秋の狗尾草
(あきのえのころぐさ))
Setaria : エノコログサ属
viridis : 緑色の
faberi : 採集家「ファーベル」さんの
Setaria(セタリア)は、ラテン語の
「seta(剛毛)」が語源。花穂を囲む剛毛から
・「猫じゃらし」と「秋の狗尾草」のちがい。
「猫じゃらし」
花穂は、ほぼまっすぐに立つ。やや小さめ。
(ちょっと垂れ下がることもある)
7・8月頃に咲く。
9月以降はだんだん枯れてくる。
「秋の狗尾草」
花穂は大きく、垂れ下がる。
9・10月頃に咲く。
花穂の垂れ具合という見分け方は難しいので
咲いている(花穂がある)時期が
真夏ならば「猫じゃらし」、
秋になってからならば「秋の狗尾草」 、
というところでしょうか。
・いずれも、道ばたや畑などでふつうに見かける。
・夏から秋にかけて緑色の花穂をつける。
子どもの頃、これでくすぐりっこをやりました。
猫の首のところをじゃらすと喜ぶところから
「猫じゃらし」という名前になった。
・「猫じゃらし」には「莠」という当て字もある。
・「猫じゃらし」の別名は
「狗尾草(えのころぐさ)」。
毛の生えた花穂が
子犬(狗児(えのころ))の尾に
似ていることから。
本当はこちらの「狗尾草」の方が
本名かもしれない。
(季節の花300より)