一日一言
子供扱い
大人を子供のように軽く扱う事を言う
意味から、子供とみなして軽んじるこ
とをいう場合に用いる。
★地域集会で、あの有力者はまるで
住民を子供扱いしている節がある。
類語:子供あしらい
歳時記
鏡餅のお供え
餅は、古くから神の食べ物とされ、正月には年神様へ
お供えし、それを下げていただくのが慣わしでした。
また、餅を丸くするのは、人の魂、心臓をかたどって
いるからとされ、鏡とは魂を示す神器でもあるところ
から、年神様にお供えして食べると、新しい生命力が
授けられると言い伝えられています。
大小二つの餅を重ねるのは、陰と陽を重ね、福が重
ねるという意味があります。
飾り方は、基本的には三方の上に奉書紙か半紙を敷
き、うらじろとゆずり葉を置いて餅を重ね、こぶを前に
下げて、餅の上にだいだいを置きます。
この他にも、串柿やほんだわらを添えたり、伊勢海老
をだいだいにからませ、水引で結んでのせたりする
地方もあります。
1月から咲く花「薺(なずな)」
開花時期は、 1/15 ~ 5/15頃。
・「薺」は「撫菜」(なでな)
からの変化。
なでたいほどかわいい菜、
の意から。
また、夏に枯れて無くなることから
「夏無(なつな)」、
これが変化したとも。
・秋に芽が生え、早春に咲き始める。
・中国では止血剤、
ヨーロッパでは通風、赤痢
などの薬として使われる。
・春の七草のひとつ。
・別名
「ペンペン草」(ぺんぺんぐさ)
風に揺れたときの音から。
「三味線草」(しゃみせんぐさ)
実が三味線の撥(ばち)に
似ているから。
・「妹(いも)が垣根
三味線草の 花咲きぬ」
与謝蕪村(よさぶそん)
「よく見れば
なづな花咲く 垣根かな」
松尾芭蕉
(季節の花300より)