季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「薺(なずな)」

2013-01-02 07:25:28 | インポート

一日一言

子供扱い

大人を子供のように軽く扱う事を言う

意味から、子供とみなして軽んじるこ

とをいう場合に用いる。

★地域集会で、あの有力者はまるで

住民を子供扱いしている節がある。

類語:子供あしらい

歳時記

鏡餅のお供え

餅は、古くから神の食べ物とされ、正月には年神様へ

お供えし、それを下げていただくのが慣わしでした。

また、餅を丸くするのは、人の魂、心臓をかたどって

いるからとされ、鏡とは魂を示す神器でもあるところ

から、年神様にお供えして食べると、新しい生命力が

授けられると言い伝えられています。

大小二つの餅を重ねるのは、陰と陽を重ね、福が重

ねるという意味があります。

飾り方は、基本的には三方の上に奉書紙か半紙を敷

き、うらじろとゆずり葉を置いて餅を重ね、こぶを前に

下げて、餅の上にだいだいを置きます。

この他にも、串柿やほんだわらを添えたり、伊勢海老

をだいだいにからませ、水引で結んでのせたりする

地方もあります。


1月から咲く花「薺(なずな)」

開花時期は、 1/15 ~ 5/15頃。
・「薺」は「撫菜」(なでな)
 からの変化。
 なでたいほどかわいい菜、
 の意から。
 また、夏に枯れて無くなることから
 「夏無(なつな)」、
 これが変化したとも。

・秋に芽が生え、早春に咲き始める。
・中国では止血剤、
 ヨーロッパでは通風、赤痢
 などの薬として使われる。
・春の七草のひとつ。


・別名
 「ペンペン草」(ぺんぺんぐさ)
   風に揺れたときの音から。

 「三味線草」(しゃみせんぐさ)
   実が三味線の撥(ばち)に
   似ているから。


・「妹(いも)が垣根
  三味線草の 花咲きぬ」
   与謝蕪村(よさぶそん)

 「よく見れば
  なづな花咲く 垣根かな」
   松尾芭蕉
(季節の花300より)




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