人生日訓(33)
「七十にして心の欲する所に従って矩(のり)こえず」」
孔子は面白い年齢哲学を考え出した人である。「十五にして学に志し、三十二して立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、と六十にして耳順い」最後に、「七十にして心の欲する所に従い矩をこえず」と言っている。孔子は何でも七十三四で逝去しているらしいので、この言葉は彼が亡くなる少し前の言葉であろう。人間も七十ぐらいになると、自分のしたい放題のことをしても、ちゃんと人生日のルールに沿ってきて脱線することがないという自分の体験を述べられたものと思う。私んども、もうそろそろ、八十歳近くになったのだが、さすがに孔子の言っている言葉が少しはうなづけるところもあり、孔子は少々さばをよんでいるのではないかと不安に思う節もある。
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10月から咲く花「シクラメン」
開花時期は、10/25 ~ 翌 4/20頃。 ・地中海沿岸地方原産。 明治末期に渡来。 ・花屋さんでよく見かける。 ・花びらは5枚あり、 いずれも上に強くそりかえる。 ・初冬から春まで咲く。 年末年始頃から 室内でもよく飾られる。 色はさまざま。 鑑賞用の園芸植物。 寒さに強い品種のことを 「ガーデンシクラメン」と呼ぶ。 また、シクラメンのことを、 園芸では「ミニシクラメン」と 呼ぶことが多い。 ・1月7日、2月4日、 12月8日の誕生花 ・花言葉は「清純、思慮深い、 内気、はにかみ」 ・別名 「篝火花」(かがりびばな) 篝火をたいているような 花の形であることから。 「豚の饅頭」 (ぶたのまんじゅう)。 シクラメンの原産地である トルコやイスラエルで、 野生の豚が シクラメンの球根を 食べたことから。 豚にとっては饅頭がわり、 ということで・・・。
(季節の花300より)
