人生日訓(47)
「心は読めども身に読まず」
日蓮上人の土籠御書文永八年に出る句。「法華経を余人の読み候は口ばかり言ば
かりはよめども、心はよまず、心は読めども身に読まず」とある。有名な日蓮の「法華
経対読」の体験を述べたものである。世間で「論語読みの論語知らず」という。口先
で論語二十篇をすらすら読むけれども、心ではその内容を知らず、自分の生活の上
に引き付けていないことの非難である。また、「孝経をもって母頭を打つ」ともいう。
孝経を一生涯研究して充分その内容はわかっているけれども、たまたま、そこに来
合わせた母親の頭を腹立ちまぎrふぇに打ちのめしたという皮肉である。この孝経
の学人は、たとえ、孝経の内容を頭の中で知り尽くしていようとも、それは「心読」で
あっても「身読」にまできていない。実生活の手足の上に孝経が生きていないことで
ある。
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10月に咲いている花「玉簾 (たますだれ)」
開花時期は、 8/ 5 ~ 10/10頃。 ・白く美しい花を「玉」に、 葉が集まっているようすを 「簾」にたとえた。 ”南京玉簾” 6弁花、上向きに咲く。 ・葉は細長い。 ・ずらっと並んで咲いていると壮観♪ ・黒い実がなる。 実の形は 狐の剃刀 に似ている。 ・「珠簾」とも書く。 ・別名 「ゼフィランサス」 学名から。 サフラン擬も同名。 「カンジダ」 学名から。 「レインリリー」 雨のあとで一斉に咲きはじめる ところから。 ・秋頃に咲く、 よく似た黄色い花があるが それは玉簾ではなく、 「黄花玉簾(きばなたますだれ) = ステルンベルギア」と呼ぶ。 ・似ている花へのリンク ステルンベルギア 花韮 オーニソガラム
(季節の花300より)
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