季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「藤袴 (ふじばかま)」

2019-10-20 04:24:43 | 暮らし
人生日訓(39)

「信はこれ義のもとなり」

聖徳太子の言葉、さすがに仏教信者であった太子は、この「信」ということに大きい

比重をかけられていた。「信」というのは字の形でもわかるように「人の言葉」であ

る。全動物のうち言語を持っているものは、まず人間だけであろうといわれている。

音や声を出す動物はあっても、それは言葉ではない。言語は人間の特権であるらし

い。ところが言語を発明した人間は、嘘つきでもある。うその言葉は「信」ではない。

その人の言葉に嘘がなければ信用をうける。したがって「信」があるかないかが、善

か悪か真か偽かの分かれ目である以上、物が成就するのは「信が本で」ある。
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秋の七草「藤袴 (ふじばかま)」

開花時期は、10/ 1 ~ 11/25頃。 ・小さいピンク色の花が  たくさん咲く。 ・花の色が藤(ふじ)色で、  花弁の形が袴(はかま)のようで  あることから、この名前に。 ・全体に桜餅のような香りがする。 ・平安時代の女性は、  これを干した茎や  葉っぱを水につけて髪を洗った。  また、防虫剤、芳香剤、  お茶などにも利用した。 ・葉が3深裂するのが特徴。  ほとんど  別の葉っぱのように見えて、  元は一つの葉っぱ。 ・秋の七草のひとつ。 ・薬効   神経痛(入浴剤にする) ・薬用部位 つぼみがついた全草 ・生薬名 「蘭草(らんそう)」 ・「藤袴   きて脱ぎかけし 主や誰   問へどこたへず   野辺(のべ)の秋風」    金槐和歌集 源実朝

(季節の花300より)


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