人生日訓(39)
「信はこれ義のもとなり」
聖徳太子の言葉、さすがに仏教信者であった太子は、この「信」ということに大きい
比重をかけられていた。「信」というのは字の形でもわかるように「人の言葉」であ
る。全動物のうち言語を持っているものは、まず人間だけであろうといわれている。
音や声を出す動物はあっても、それは言葉ではない。言語は人間の特権であるらし
い。ところが言語を発明した人間は、嘘つきでもある。うその言葉は「信」ではない。
その人の言葉に嘘がなければ信用をうける。したがって「信」があるかないかが、善
か悪か真か偽かの分かれ目である以上、物が成就するのは「信が本で」ある。
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秋の七草「藤袴 (ふじばかま)」
開花時期は、10/ 1 ~ 11/25頃。 ・小さいピンク色の花が たくさん咲く。 ・花の色が藤(ふじ)色で、 花弁の形が袴(はかま)のようで あることから、この名前に。 ・全体に桜餅のような香りがする。 ・平安時代の女性は、 これを干した茎や 葉っぱを水につけて髪を洗った。 また、防虫剤、芳香剤、 お茶などにも利用した。 ・葉が3深裂するのが特徴。 ほとんど 別の葉っぱのように見えて、 元は一つの葉っぱ。 ・秋の七草のひとつ。 ・薬効 神経痛(入浴剤にする) ・薬用部位 つぼみがついた全草 ・生薬名 「蘭草(らんそう)」 ・「藤袴 きて脱ぎかけし 主や誰 問へどこたへず 野辺(のべ)の秋風」 金槐和歌集 源実朝
(季節の花300より)
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