季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

「キチジョウソウ [吉祥草]」

2022-12-06 02:03:16 | 暮らし
 一日一名言(83)

運命尽尽きぬれば力及ばず、されども名こそ惜しけれ。

東国の者共に弱気(よわけ)見すな、『平家物語』から平知盛

早朝、現在の山口県下関市の関門海峡。源氏と平家の最後の決戦

の火蓋が切っておとされた。知盛は平家軍の総大将。すでに亡き

平清盛の「最愛の息子(四男)」だった。

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12月に咲いている花「キチジョウソウ [吉祥草]」

花の特徴 淡い紅紫色の花が穂状につく。 花は下から上へと咲き上がっていく。 花びら(花被片)は6枚あり、まくれるように反り返る。 花びらの外側は濃い紅紫色、内側は淡い紅紫色である。 6本の雄しべと1本の雌しべが花の外に突き出している。 花は葉より低いところにつくので、なかなか見つけにくい。

葉の特徴 根際から生える葉の形は広めの線形である。 ジャノヒゲ(蛇の髭)に似ているが、葉の幅がそれより広く、明るい緑色をしている。

実の特徴 花の後につく液果(果皮が肉質で液汁が多い実)は赤紫に熟し、動物に食べられて広がる。

その他 和名の由来は、吉事があると開花するという伝説からきている。 属名の Reineckea はベルリンの園芸家「ライネッケ(H. J. Reinecke)さん」の名からきている。 種小名の carnea は「肉色の」という意味である。

(花図鑑酔より)
       


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