一日一名言(83)
運命尽尽きぬれば力及ばず、されども名こそ惜しけれ。
東国の者共に弱気(よわけ)見すな、『平家物語』から平知盛
早朝、現在の山口県下関市の関門海峡。源氏と平家の最後の決戦
の火蓋が切っておとされた。知盛は平家軍の総大将。すでに亡き
平清盛の「最愛の息子(四男)」だった。
===============================
12月に咲いている花「キチジョウソウ [吉祥草]」
花の特徴 淡い紅紫色の花が穂状につく。 花は下から上へと咲き上がっていく。 花びら(花被片)は6枚あり、まくれるように反り返る。 花びらの外側は濃い紅紫色、内側は淡い紅紫色である。 6本の雄しべと1本の雌しべが花の外に突き出している。 花は葉より低いところにつくので、なかなか見つけにくい。
葉の特徴 根際から生える葉の形は広めの線形である。 ジャノヒゲ(蛇の髭)に似ているが、葉の幅がそれより広く、明るい緑色をしている。
実の特徴 花の後につく液果(果皮が肉質で液汁が多い実)は赤紫に熟し、動物に食べられて広がる。
その他 和名の由来は、吉事があると開花するという伝説からきている。 属名の Reineckea はベルリンの園芸家「ライネッケ(H. J. Reinecke)さん」の名からきている。 種小名の carnea は「肉色の」という意味である。
(花図鑑酔より)
