一日一名言(84)
どうか丑松が帰って来たら、忘れるな、
と一言そう言っておくれ
「丑松」とは主人公の青年教師、瀬川丑松。冒頭の言葉の主は彼の父親。
「忘れるな」とは?被差別部落出身という素性を隠すこと。
丑松の父は言う「たとえいかなる目を見ようと、いかなる人と巡り逢おう
と決してそれとはうちあけるな、いったんの憤怒悲哀(いかりかなしみ)
にこの戒めを忘れたら、その時こそ社会(よのなか)から捨てられたものと
思え」
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12月に咲いている花「 ギョリュウバイ [御柳梅]」
花の特徴 花径は1~2センチで、5弁花である。 雄しべは5本である。 花の色は赤、ピンク、白などがあり、一重咲きと八重咲きがある。
葉の特徴 葉は長さ1~2センチの幅の広い線形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は鋭く尖り、赤味がかっていて、よい香りがする。 英名はティーツリー(tea tree)だが、これはおその他の代わりに飲用したことからついた名である。 枝には棘がある。
実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
その他 ニュージーランドの国花である。 葉の形が「御柳」に似て「梅」のような花を咲かせるというのが名の由来である。 蜂蜜の蜜源ともなっている。 属名の Leptospermum はギリシャ語の「leptos(細長い)+spermum(種子)」からきている。 種小名の scoparium は「箒状の」という意味である。
(花図鑑より)
