一日一名言(114)
我が姿たとえ翁と見ゆるとも、心はいつも花の真っ盛り
現在に高知・佐川町い代々続く豪商の一人息子。早世した父母を含めて親族
にはとくに植物の愛好家はいなかったが、小学校を中退したあと、独学で我
が国の植物学の第一人者となった、牧野富太郎の言葉である。
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1月に咲いている花「イチゴノキ(ストロベリーツリー) [苺の木]」
花の特徴 花は壷形をしていて白い。 スズランのような感じの可愛い花である。
葉の特徴 葉は長めの楕円形で、互い違いに生える(互生)。 葉の質は革質である。 葉の柄は短く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
実の特徴 結実期は10月から2月である。 果実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、始めは黄緑色をしているが、黄色、オレンジ色を経て熟した紅色になり、食べられる。 味はやや酸味がある。 主にジャムや果実酒として利用される。
その他 学名のアルブツス・ウネドの名でも流通している。 英名はストロベリーツリー(strawberry tree)である。 和名はこれを訳したものである。 日本の鉢植えでの樹高は1メートルから3メートル程度である。 属名の Arbutus の由来ははっきりしない。 種小名の unedo は「一度」という意味である。
(花図鑑より)