一日一名言(127)
さだめなき浮世に候へば、一日先は知らぬ事、我々事などは
浮世にあるものとはおぼしめし候まじく候
敵味方に分かれていた姉の婚家への書状の一節である。日付は1615年3月10日
すでに大阪城は、外堀は埋め立てられ、四か月前の冬の陣で東軍をさんざん
悩ませた小城(真田丸)は破壊されていた。真田幸村は遠からぬ死期を予期し
ていたのだろう。
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1月に咲いている花「クロッカス(ハナサフラン) 」
花の特徴 花びら(花被片)は6枚である。 花の大きさは4~6センチくらいである。 花の色には黄色、紫色、白、白と紫の絞りなどがある。
葉の特徴 葉は細い線形で、真ん中に白い筋が入る。
実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
この花について クロッカス属には80種くらいがある。 クロッカスの名で流通しているものは、「花サフラン」とも呼ばれるダッチ・クロッカス(Dutch crocus)とその近縁種の春咲き品種をさす。 花柱が生薬や食用として使われるサフランと似ているが、こちらのほうは秋咲きである。 俳句の季語は春である。 属名の Crocus はギリシャ語の「croke(糸)」からきている。雌しべが糸状となることから名づけられた。 種小名の vernus は「春咲きの」という意味である。
(花図鑑より)
