季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「サルビア・ファリナセア(メアリーセージ)」

2023-01-26 04:46:23 | 暮らし
一日一名言(134)

小生(高野長英)の如き貧人が、金銀財宝を望むのは天道に

逆(そむ)くこと、ぼろをまとい、垢にまみれても学問を成就するのみ

悲劇の蘭学者である。在野から穏便な外交論を説いた『夢物語』が瀑布批判

とみなされ、「蛮社の獄」に連座し、投獄される。潘が「国」だった時代、

高野長英は、「人材の海外流出」の先駆だった。

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1月に咲いている花「サルビア・ファリナセア(メアリーセージ)」

花の特徴 花序の長さは30~40センチで、青ないし青紫色をした筒状の花をつける。

葉の特徴 葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。

実の特徴 花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。

その他 ブルーサルビアという流通名がある。 英名はメアリーセージ(mealy sage)である。 ケショウサルビアという別名もある。「粉を帯びたセージ」ということである。 セージ(sage)はサルビアの英名である。 属名の Salvia はラテン語の「salvare(治療)」からきている。薬用になるものが多いことから名づけられた。 種小名の farinacea は「粉質の」という意味である。

(花図鑑より)
      



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季節の花「サルビア・アズレア(スカイブルーセージ)」

2023-01-25 04:44:25 | 暮らし
一日一名言(133)

夫婦の道とは、新枕(初夜)の夜明け、陽が上るのをみたときの

心を忘れないことだそうだ

「予を殺そうとも、妻子をころそうとも、天下の災いを止めたまえ」。そう

自伝につづった松平定信は、徳川幕府中興の祖として名高い八代将軍、

吉宗の孫にあたる。

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1月に咲いている花「サルビア・アズレア(スカイブルーセージ)」

花の特徴 スカイブルーの花を輪生状につける。 下唇のほうが上唇よりもずっと大きい。

葉の特徴 葉は線形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。

実の特徴 花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)である。

その他 比較的標高の高い地方に生えるので耐寒性がある。 スカイブルーセージ(sky blue sage)ないしプレーリーセージ(prairie sage)の別名がある。 アズレアは英語で「空色」を意味するが、その名の通り爽やかなスカイブルーの花を輪生状につける。 

(花図鑑より)
       


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季節の花「サザンカ [山茶花]」

2023-01-24 04:48:14 | 暮らし
一日一名言(132)

金銀、平日は至宝なれども、饑寒(きかん=飢饉や酷寒)の用をなさざれば、

金銀を集むるは何の為にや

「甘藷(さつまいも)先生」の名で親しまれた青木昆陽は江戸・日本橋の魚商

「佃屋」の長男だった。彼は学問に打ち込み、経済、つまり「経世(世の中を

治めること)済民(民を救うこと)」の道を目指す。冒頭は彼の随筆に見える

「何のための蓄財か」は現代への問でもある。

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「サザンカ [山茶花]」

花の特徴 枝先や葉の脇に花径5センチから7センチくらいの白い5弁花をつける。 花は横に平らに開き、雄しべは椿(ツバキ)のように筒状にはならない。 園芸品種には、花の色が赤や桃色のもの、八重咲きをするものなどがある。 花弁はばらばらに散る。

葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。 椿(ツバキ)の場合はぎざぎざ(鋸歯)はない。 葉の質は革質で艶があり、表面は濃い緑色をしている。

実の特徴 花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

この花について 果実から採取した油は椿油と同様に用いられる。 和名の由来は、山茶花の読み「サンサカ」が訛ったものと言われている。 属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。 種小名の sasanqua は「山茶花」のことである。 

(花図鑑より)
       


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季節の花 「コバノランタナ [小葉のランタナ]」

2023-01-23 04:38:15 | 暮らし
一日一名言 (131)

男の一生というものは美しさを作るためのものだ、自分の。

そう信じている『燃えよ剣』

司馬遼太郎の『燃えよ剣』は、「険」のあった新選組副長、土方歳三のイメー

ジを一変した作品。冒頭も言葉には、彼の青春時代の作とされる。

(さしむかふは水のかがみ)や「梅の花咲るしたけにさいてちる」などの

句に通じる響きがある。蝦夷鳥政府軍奉行並として土方は散った。

享年35(数え年)だった。

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1月に咲いている花「コバノランタナ [小葉のランタナ]」

花の特徴 葉の脇に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、小さな花をつける。 花の色は、淡い紅紫色、白、黄色、桃色などである。 花の色は変化しない。

葉の特徴 葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。 葉の長さは2~3センチと小さく、それが和名の由来でもある。 葉には短い柄があり、艶があって縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。

実の特徴 花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒くなる。 種子は有毒である。

その他 種名のモンテビデンシスの名でも流通している。 属名の Lantana はヨーロッパ産の「Viburnum lantana」 からの転用である。花の形や花序が似ていることから転用された。 種小名の montevidensis は「モンテビデオの」という意味である。 

(花図鑑より
       


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季節の花「コバノセンナ(カッシア) [小葉の旃那]」

2023-01-22 04:46:07 | 暮らし
一日一名言(130)

ひとつの人間のなかに対立矛盾的なものが共存しているという

ことは、楽しいことじゃYないでしょうか

家学は東洋学だが、29歳のときにスタンダールの不朽の名作『赤と黒』を

初めて本格的に翻訳した仏文学者にして、柳田国男や富岡鉄斎の”発見者”。

パキスタンの秘峰、チョゴリザの初登頂に成功、「人生は冒険によってしか

切り抜けられぬ場合がる」と語る探検家の顔をもつ。冒頭は、深い人間洞察

をたたえた箴言(しんげん)。桑原武夫はかくも多彩な人、そして、

惚れ惚れするような「戦闘性」を持った文筆家だった。

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1月に咲いている花「コバノセンナ(カッシア) [小葉の旃那]」

花の特徴 花径は3、4センチの黄色い5弁花である。 2本の湾曲した雄しべが特徴である。

葉の特徴 葉は偶数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。 小葉は長さ2、3センチの細長い楕円形で、縁が肥厚している。 夕方になると葉を閉じる。

実の特徴 花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。

その他 分類体系によってはジャケツイバラ科とされる。 英名はスクランブルエッグ(scrambled eggs) である。 属名の Senna はアラビア語の「sana(耳)」からきている。莢が耳の形に似ていることから名づけられた。 種小名の pendula は「下垂の」という意味である。 

(花図鑑より)
       


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