町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

都営フェスタ2017in浅草線、開催

2017年12月10日 | 首都圏の地下鉄

去る12月9日(土)に東京都大田区の馬込車両検修場にて、恒例の都営フェスタ2017in浅草線が開催となりました。今年は浅草線に導入される新形式5500系が登場するとの事で、告知のポスターでも同系が起用されていましたが、久々に登場の新型車をいち早く見られる機会なので参加して来ました。

現在の主力車5300形(右が初期車・左が後期車)と、26年ぶりの新型車5500形(中央)です。歌舞伎をイメージしたという強烈なデザインは好みが別れそうですが、車両標準化が進む首都圏で公営の地下鉄が独自色溢れる車両を導入したことを先ずは評価したいですね。東京都交通局では、2017年度予算で19編成を一挙に導入することを決定しており、5300形を順次置き換える計画ですが、これに伴う譲渡などの計画は現状発表されておらず、今後の5300形の動向が気に掛かります。

重要部検査時とこのイベント開催時のみ太陽の下に姿を見せる都営大江戸線12-000形と、その伴走車である電気機関車E5000形。白塗装の初期車両は引退し、ステンレス車両もまだ廃車は出ていないものの、今後順次置き換えられるようです。

直通先の京成電鉄からは3000形と、その共通設計車である千葉ニュータウン鉄道9200形に京浜急行1000形(アルミ車)が登場。かつては個性豊かだった京成グループと北総鉄道の車両もすっかり共通化が進み、今や違いは帯の色くらいになってしまいました。。。

最後に、E5000形が入り切りませんでしたが展示車両全編成の並び。5300形の今後に関して、何もアナウンスが無い現時点では大半の編成が廃車~解体の道を辿るものと思いますが、未だ陳腐化している印象は感じられないだけに少数でも地方私鉄での再起を願わずにはいられません。

 

 

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