本日は埼玉県久喜市の東武鉄道・南栗橋車両管区にて、2018東武ファンフェスタが開催されました。今年の会場限定トミーテック製限定鉄道コレクションはかつての主力だった7800系グループがベージュ塗装・セイジクリーム塗装で2両・4両セットの4本立てということもあり、朝から賑わいを見せていたようですが、筆者は全く馴染みがないのでこちらはスルーし(もし更新後の5000系列だったら確保してたかも)車両展示の撮影に臨んで来ました。今年は東武宇都宮線にお目見えしたばかりの20400系が展示の目玉のようです。
展示車両7形式並び。手前より特急車500系、日比谷線直通車70000系、野田線60000系、栃木地区各線向け20400系、特急車350系・200系・100系です。空は生憎の曇りでしたが、何とか様にはなりました。
毎度おなじみ東武鉄道の看板特急2形式、100系スペーシア日光詣仕様と、200系の最終増備編成250系。200系は基本的に走行機器が1700・1720系の廃車発生品ですが、250系は完全新規製造となりVVVFインバーター制御・ボルスタレス台車・シングルアームパンタの新機軸を盛り込みました。現在東武では新型特急車両の導入を計画しており、登場の暁にはこの両形式の廃車が始まると思われますが、今しばらくの活躍を望みたいところです。
1800系からの改造で登場し、現在も3編成12両が活躍する350形と、栃木地区各線向けに日比谷線直通用だった20070系・20000系を改造した20400系。東武ステンレス通勤車の特徴だったマルーン帯から、SL大樹をイメージした黒と黄色の帯が真新しい印象です。行き先は設定がない急行鬼怒川公園行きを表示していますが、数を増やせば何れはかつての3000系グループのように東武日光や新藤原、会津高原辺りまで乗り入れる運用が出来たりするんでしょうか? 実現すれば個人的には嬉しいですが。
去年から続投の野田線60000系と70000系。行き先以外特に特記すべきことはないです・・・。この2形式の登場で、すっかり野田線と日比谷線直通車の陣容も様変わりしましたね。
3両単独で展示されるリバティ500系。正面に行き先表示が設置されていないので、あまり特別感がありません・・・。
会場から入ってすぐの場所に用意された休憩用車両は、東武博物館所有の保存車8111Fです。車内は食事が出来るようになっており、家族連れで賑わいを見せていたため、筆者も昼食はこの車内で取りました。ロングシートの車内で堂々と飯を食うのもイベントでしか出来ないことなので、なかなか悪くないものですね。