近年何かとヘッドマークを取付けての運転機会が増加している京王電鉄ですが、緑一色の装いで一際目立つ8000系8713F高尾山トレインも例外なく各種ヘッドマークが掲出され話題を呼びました。特に本年11月1日から12月3日は東京都日野市の京王百草園で開催される紅葉まつり仕様のヘッドマークが高尾山トレインに初めて掲出され、高尾山関連以外のマークで運用される珍しい姿を見ることが出来ました。
昨年度2022年はノーマルな8両編成の8725Fが抜擢されましたが、8713Fも緑の車体とオレンジ系のマークが良く似合っています。なお、秋仕様の高尾ヘッドマークは5000系5735Fが担当することになったのでその代わりとも言えますね。
4月21日から6月30日には高尾陣馬山スタンプハイクの開催に合わせて「高尾」マークを掲出し運転されました。スタンプハイク終了後は一時取り外されるも7月3日頃から夏仕様のムササビのイラストが描かれたものが再掲出され、比較的長期に渡る運用になりました(ムササビの夏仕様は運用や天気が休暇と上手く合わず撮影出来なかったことが惜しまれます…。
沿線には著名な神社仏閣が点在するため、初詣の広告が目立つようになった年末らしい車内。ドア窓に貼られたステッカー以外はほぼ京王グループの広告で統一されていました。以前から思っていたことですが、この編成だけは窓に季節のイラストを施したり座席を特別仕様にしても良いのではと思いますね。(実際紅葉のイラストが貼られたことが2019年11月にありました)
高尾山トレインの元になった緑の電車(グリーン車)が保存されている京王れーるランドも早いものでリニューアルオープンから10周年を迎えました。私鉄の保有するテーマパークにしては中々充実した設備を持ち、10年のうちに保存車両もヘッドマークの掲出や6000系の旧塗装化など色々面白い変化がありますが来年も展示内容の変化に期待が掛かります(6000系と3000系の車内を公開してくれたら一番嬉しいのですが…)。
早いもので今日は大晦日ですが、2023年度も飽きずに当ブログを訪問して下さった皆様ありがとうございました。深く御礼申し上げます。