相鉄デザインアッププロジェクトが発足し、既存車両のYOKOHAMA NAVYBLUE化が発表され、初めて9000系がその第一陣として登場し早くも7年目に入りました。既存の車両もYOKOHAMA NAVYBLUEへ順次変更しリニューアルするとの触れ込みでしたが、意外にその動きは遅く、10000系と8000系はごく一部の編成に施工されたのみで、11000系は全編成が未施工のまま登場以来の姿を保ちながら運用されています。登場以来動きが見られない形式ですが、2014年からマスコットキャラクターの「そうにゃん」をラッピングした特別編成に起用されており、早くも今年で10代目になりました。
2022年3月から本年3月下旬まで運転されていた11003Fによる9代目そうにゃんトレイン。相鉄の広報として働くそうにゃんの一日をモチーフにしたデザインでした。新横浜線を介したJR線直通運転は本形式を改造して対応する計画がありましたが、保安装置の搭載に関する改造コストや、JR側からの乗り入れ車両となるE233系7000番台と電動車の組成の違いなどから12000系による新造に変更されてしまいました。
10代目そうにゃんトレインに起用されたトップナンバーの11001F。歴代そうにゃんトレインの全てのデザインを見ることができるようになっており、来年3月下旬までの運転を予定しています。11000系は先述の通り、相鉄本線系統での運用に留まっていますが、西谷〜羽沢横浜国大間に回送運転で入線することがあります。
最近の写真が撮影できていなかったので、過去の記事より再掲載です。E233系に準拠したデザインの車内は今日に至るまで変化がありません。いずれYOKOHAMA NAVYBLUEに装いを改める時が来たら12000系に類似した配色になるんでしょうね。
登場時と比較して変化が生じたのがこの液晶画面のデザインで、新横浜線開通後に12000系や20000系に準じたデザインに変更になりました。隣は動画広告用ですが、新横浜線全線開通のPRが流れています。
まだまだ大きな動きは先になりそうですが、直通車との識別も兼ねてこのままの装いで良いのでは・・・という気がして来ましたね。