昨日10日は、日光線に4月1日より登場する観光列車“いろは”の車内見学が埼玉県さいたま市大宮区の鉄道博物館で開催されました。筆者も205系を大改造した車両の登場という事で見に行っては来たのですが、あくまで車内の公開がメインというわけで編成写真がフェンスに掛かってしまい撮影出来なかった為、編成全てを捉えるのは運転開始以降の課題としその他の保存車両を撮影して来ました。
国鉄では初となる液体式変速機を実用化し、総括制御を可能としたことで単行から複数の車両の併結まで、柔軟な運用を可能にしその後の一般型気動車の基礎になったキハ10の25号車です。国鉄での廃車後に茨城交通(現・ひたちなか海浜鉄道)へ譲渡され、2000年代に入っても車籍を有し営業運転に充当されていました。2007年10月14日より、ここ鉄道博物館で動態保存されていましたが、2017年3月17日以降は静態保存に移行しています。
ヤードなどで使用されていた入換用の蒸気機関車置き換え用に開発されたDD13形ディーゼル機関車の1号機。本形式の設計が幹線用ディーゼル機関車DD51形の開発に活かされ、その後の動力近代化に寄与した功績から保存されることになりました。最終配置は品川機関区。