中国語まで20分ほど時間があった。
新さっぽろのサンピアザでぶらぶら歩いていたら、焼き物市が開催されていた。
陶器が好きなので、ついつい見入ってしまう。
奈良で見た「透かし彫り」に似た、透かし模様の焼き物があったので、そこで販売していた女性といろいろ話をした。
売り子さんは焼いた人で、西区で灯油窯を持っているのだそうだ。
札幌の住宅街で焼き物するのは、煙も出るので大変なんだそう。
陶芸は、やり始めたらきっと夢中になると思う。
それは解っているのだけれど、今はまだいい。まだやらない。
「是非始めてください」とは言われたのだが・・・。
すっかり気に入ってしまったので、一個お買いあげ。
中に蝋燭を入れてみると、模様の間から灯りが漏れる。
涼しくなってきたこの頃、柔らかな炎の色が、とても暖かく感じられる。
焼き物っていいなー。
手触りが優しくて。