☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

年の瀬の悲しみ

2007-11-20 22:21:50 | ノンジャンル
仕事から帰り、郵便受けを覗く。
毎日のように入っている「喪中はがき」
お年頃のせいか、ここ数年2桁にも及ぶ喪中はがきを頂く。

今日、高校の同級生からも届いた。
「夫48歳・・・」の活字に胸が痛む。
ああ、この若さで逝ってしまったのか・・・・・。

友人N美。
頭の回転が速く、元気の良い友人とは一線を引いていた不思議な雰囲気を持つ友人だった。でも何となく気持ちが通じるところがあって、結婚式にも呼ばれ、細く長く交流が続いていた。
結婚式で見たN美の夫は背が高く格好良かった。
30代の前半、彼が仕事を辞めたと聞いた(二人は職場結婚だった)。
身体が弱く、療養所に入ったと言っていた。
N美は保険の外交で一人息子を育て、気丈に暮らしていた。
N美から夫の話を聞くことはなかったが、心配だった。

今日はがきを見たとき、「ついにこの日が来たのか」と思った。
ずいぶん長く療養していたに違いない。
回復を祈ってN美も頑張っていたに違いない。
ああ、なんて残酷なんだ。これから夫婦でゆっくり過ごせる年齢になったというのに。

そしてもう一枚。
兄の同級生なのだが、一緒に演劇をやっていた先輩からだ。
「長男23歳・・・」
ああ、親より早く逝ってしまうなんて・・・

H野さんは優しいE里さんと結婚した。
若い頃ちょっと憧れていたので、結婚式は少し寂しかった。
H野さんに長男が生まれた。待望の男の子にご両親も喜んでいた。
(実家の近所に住んでいた)
あれからもう23年も経ったんだね。
ずいぶん立派な青年に育ったはずだ。それなのに・・・・。
やはり息子さんも身体が弱く療養していたようだ。

年末は、知り合いの悲しみを知ることになる。
自分にもいつかやってくるであろう年末だ。
亡くなられた方のご冥福を祈ると共に、いま元気で暮らせている事に感謝したい。
コメント
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