車の免許を取って間もなくの頃、実家から帯広に通っていました。
会社の女の子3人で、帯広に来るアーテイスト、ほぼすべてのコンサートに行きました。
コンサートが終わって実家に帰ると、午後10時くらいになる事もしばしばでした。
当時、帯広の駅前には小さなレコード屋さんがあって、コンサートで聴いた音楽が収録されているアルバム(当時はレコード)を買うのが楽しみでした。
レコード屋さんは「サウンドコーナー」といいます。
安い中古の自家用車でしたが、カセットのカーステレオに、アルバムを録音したテープを用意して、何度も何度も聴いていました。
通勤時間が40分強。
片道でアルバム一枚が聴けるくらいでした。
その頃聴いていたアルバムは、今はプレイヤーが無く聴けません。
懐かしく思い出して、YOUTUBEで検索して見ました。
いや~有るものですね~。
そこでちょっとピックアップ。
埠頭を渡る風 松任谷由実
都会的な雰囲気に憧れた曲です。
最後のナイトフライト 杉山清貴&オメガトライブ
コンサートは見る機会が無かったけれど、好きでした。
ブルージン・ピエロ 稲垣潤一
切ない曲です。稲垣潤一がTVに出ても一切流れないのが不思議なくらい名曲だと思います。
LAS VEGAS TYPHOON(ラスベガスタイフーン) / 安全地帯
大ファンでした。出てきた時から、才能と生まれ持った声にやられました。
前奏のギターがたまらなく良いです。
どの曲も「代表作」では無いけれど、今聴いても良い曲だと思います。
っていうか、当時の風景をそのまま思い出せる曲なんですよね。
ちなみに乗っていた車は、スプリンター ハードトップ。
当時地図製作の仕事が忙しく、残業も半端なく多く、休日出勤までさせられて、若いのにお洒落することも出来ずにいました。
通勤時の運転が仕事から頭を切り離せる一番良い時間でした。
そういえば、サウンドコーナーにいた若いお兄さんは、何年か後に、測量会社でばったり会いました。
お兄さんの方は私を覚えてはいませんでしたが、私は懐かしくて一瞬にして昔に戻った記憶があります。