二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

共感する、ということ

2006-12-01 00:32:17 | 「Dr.コトー診療所」
先週からあっという間に木曜日。

コトー先生の心情を疑似体験(?)しっぱなしだった。身の程知らず~(苦笑)。

坂野(夫)の複雑な心情に一人激しく共感。コトー先生、ゆかりさんのこと「家族同然」とか言ってるしなぁ。。。先週から思ってたけど、コトー先生とゆかりさんの心の通じ合いには、夫として複雑な思いも少々あるのでは、、、と^-^;(こんな野卑な見方を許してクレイ。もちろん、それはそれで、ものすごく大事なことだと思っているし、だからこそ、ゆかりさんの治癒も納得できたのだが。)

コトー先生の落ち込みに、彼が今まで見送ってきた数多い患者のことを、想像した、、、あの人も、あの人も、みんな生きたくて、一生懸命だったのに、救えなかった、、、でも、今、ゆかりさんは助かった。本当によかったけれど、何故・・・?コトー先生の暗さは、彼の真摯さ故、という気がする。そしてまた、一歩間違えば、コトーの慎重さが、ゆかりの治療のチャンスを奪っていたかもしれない、ということ。可能性は可能性でしかなくて、でも、やがて事実は後戻りできない時に突きつけられる。その恐ろしさは、それを経験した者にしかわからないのだろう。診断し、決断する者に課せられる重圧。コトーの憔悴しきった姿から、そんなことも感じた。

そして。やはり。家族同様に心を痛めつつ、その人を切り開いて治療するのは、しんどいよ。「少し、、、疲れました。。。」に、泣きそうになった。

生き方として。働き方として。Devotionという言葉をものすごく感じた今日の放映でした。(コトー、リスキーな生き方を選んでるよなぁ。。。。。)
コメント
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