題名が脈絡なくてすんまへん。
自分の中の脈絡としては以下の通り。
0.週末の残業でやる気を放出し,HPが底をつく。何か現実逃避のあてを探す。
↓
1.マイケル・フレインの「コペンハーゲン」がラジオドラマになるらしい,しかも物理学者ハイゼンベルクの役をベネディクト・カンバーバッチ氏が演じるらしい,と知り,最近英語のラジオドラマにはまっているため,盛り上がる。
↓
2.「とりあえず予習せねば」と,なぜか「メタルギア・ソリッド~Peace Maker」のスネークとヒューイの核兵器にまつわる無線通信を深夜に延々聞きまくる。(この分野のメディアの中で一番アクセスしやすかったんだよ・・・←言い訳)
↓
3.さらに「も少し予習」と,「ラジオドラマ」で検索したら,青二プロの朗読劇(ラジオドラマ)を発見。声優界の大ベテラン&おいらの代尊敬する田中秀幸氏や銀河万丈氏の名演技を久しぶりに聞く。以前よりさらにすごみを増していて驚愕&感嘆。
↓
4.そのまま朝が来て,BBCラジオドラマ「コペンハーゲン」を聞く。3人の俳優さんの名演技に酔いしれながら,内容がいまいち追い切れない。
↓
5.何度聞いても内容がぼんやりしかわからんので,ハヤカワ演劇文庫で「コペンハーゲン」の翻訳板を買う。
↓
6.翻訳板を読み始めたら,ハイゼンベルクの声が田中秀幸氏で自動再生された・・・(感動)
そんなわけで,(前々から思ってはいたが)ベネディクト・カンバーバッチ氏の声に一番似てる日本の俳優は田中秀幸氏,と(自分の中では)決定。(あくまでおいらの脳内専用なので,異論反論は遠慮します。)
ちょうど,ハイゼンベルクの役どころが,田中氏の声とあってる,というのはある。
ところで,カンバーバッチ氏の声の何がいいかって,どこか無垢なんだよな。どんな低い声出していても,基本純粋(声の色がね)。それは田中氏も同じ。(田中氏の場合は,どこまでも年齢不詳で,人間離れしてる感すらある。)そこに演技が乗ると,ぞくぞくするぐらい,感情を伴って響く。人間の声は管楽器の仲間だと思うけど,彼らの声は,惚れ惚れするようないい響き(共鳴)なんだなぁ。(おいらが言うまでもないが。)
「コペンハーゲン」読み始めたばかりだけど,おもしろいっす。もちろん「おもしろい」じゃくくれない分野の本ですけどね。でも,少なくとも「読み続けたい」と強烈に思う人物造形はできてます。
この本じゃなくて,別の本(ハイゼンベルクの顕微鏡)からのネタだけど。ボーアとハイゼンベルクのエピソードメモ。
・ボーアは議論が辛辣で,コペンハーゲンで初めてボーアと討論したシュレディンガーは,ストレスのあまりその場で熱出したそうな。(ボーアの奥さんがシュレディンガーを看病してくれたが,その熱出してる耳元で,まだ執拗に自説を説き続けたらしいボーア氏。。。)
・「物理学の良心」とヨーロッパの科学者から呼ばれ信頼されていた物理学者パウリは,ハイゼンベルクの前にボーアの助手をしていた。完全主義者で辛らつな批評者だったパウリの後に助手となったハイゼンベルクについてボーアは「パウリと同じぐらい優秀だが性格がよい。ピアノもうまい。」とアインシュタインに手紙で書いたらしい。(パウリの立場は・・・)
・師弟関係にあったボーアとハイゼンベルクだが,ハイゼンベルクが新しい理論についてボーアと議論した時,ボーアにあまりに厳しく反論され,それでも自分の考えを撤回せず,泣き出したこともあったらしい。(マルグレーテが見てたのか・・・)
・パウリは実験が嫌いで,パウリが近くにいると実験がうまくいかない,というジンクスまで生まれ「パウリ効果」と言われた。とある実験がどうしてもうまくいかず,後でわかったことでは,その時,ちょうどパウリが乗った汽車がその街を通過していたらしい(って,そんなことがどーしてエピソードとして語り継がれてるんだってことの方が・・・)
・ハイゼンベルクはピアノの才能があり,一時期は物理学者を選ぶかピアニストを選ぶかで悩んだらしい。ピアノの教師もしていたとか・・・天は二物も三物も与えるよなぁ・・・
こんな風に見てしまうといかにも人間くさいですが,天才ですから,やはりスケールが違います。
最後の方を読むのが怖いですが,最後まで「コペンハーゲン」心して読みたいと思います。
自分の中の脈絡としては以下の通り。
0.週末の残業でやる気を放出し,HPが底をつく。何か現実逃避のあてを探す。
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1.マイケル・フレインの「コペンハーゲン」がラジオドラマになるらしい,しかも物理学者ハイゼンベルクの役をベネディクト・カンバーバッチ氏が演じるらしい,と知り,最近英語のラジオドラマにはまっているため,盛り上がる。
↓
2.「とりあえず予習せねば」と,なぜか「メタルギア・ソリッド~Peace Maker」のスネークとヒューイの核兵器にまつわる無線通信を深夜に延々聞きまくる。(この分野のメディアの中で一番アクセスしやすかったんだよ・・・←言い訳)
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3.さらに「も少し予習」と,「ラジオドラマ」で検索したら,青二プロの朗読劇(ラジオドラマ)を発見。声優界の大ベテラン&おいらの代尊敬する田中秀幸氏や銀河万丈氏の名演技を久しぶりに聞く。以前よりさらにすごみを増していて驚愕&感嘆。
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4.そのまま朝が来て,BBCラジオドラマ「コペンハーゲン」を聞く。3人の俳優さんの名演技に酔いしれながら,内容がいまいち追い切れない。
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5.何度聞いても内容がぼんやりしかわからんので,ハヤカワ演劇文庫で「コペンハーゲン」の翻訳板を買う。
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6.翻訳板を読み始めたら,ハイゼンベルクの声が田中秀幸氏で自動再生された・・・(感動)
そんなわけで,(前々から思ってはいたが)ベネディクト・カンバーバッチ氏の声に一番似てる日本の俳優は田中秀幸氏,と(自分の中では)決定。(あくまでおいらの脳内専用なので,異論反論は遠慮します。)
ちょうど,ハイゼンベルクの役どころが,田中氏の声とあってる,というのはある。
ところで,カンバーバッチ氏の声の何がいいかって,どこか無垢なんだよな。どんな低い声出していても,基本純粋(声の色がね)。それは田中氏も同じ。(田中氏の場合は,どこまでも年齢不詳で,人間離れしてる感すらある。)そこに演技が乗ると,ぞくぞくするぐらい,感情を伴って響く。人間の声は管楽器の仲間だと思うけど,彼らの声は,惚れ惚れするようないい響き(共鳴)なんだなぁ。(おいらが言うまでもないが。)
「コペンハーゲン」読み始めたばかりだけど,おもしろいっす。もちろん「おもしろい」じゃくくれない分野の本ですけどね。でも,少なくとも「読み続けたい」と強烈に思う人物造形はできてます。
この本じゃなくて,別の本(ハイゼンベルクの顕微鏡)からのネタだけど。ボーアとハイゼンベルクのエピソードメモ。
・ボーアは議論が辛辣で,コペンハーゲンで初めてボーアと討論したシュレディンガーは,ストレスのあまりその場で熱出したそうな。(ボーアの奥さんがシュレディンガーを看病してくれたが,その熱出してる耳元で,まだ執拗に自説を説き続けたらしいボーア氏。。。)
・「物理学の良心」とヨーロッパの科学者から呼ばれ信頼されていた物理学者パウリは,ハイゼンベルクの前にボーアの助手をしていた。完全主義者で辛らつな批評者だったパウリの後に助手となったハイゼンベルクについてボーアは「パウリと同じぐらい優秀だが性格がよい。ピアノもうまい。」とアインシュタインに手紙で書いたらしい。(パウリの立場は・・・)
・師弟関係にあったボーアとハイゼンベルクだが,ハイゼンベルクが新しい理論についてボーアと議論した時,ボーアにあまりに厳しく反論され,それでも自分の考えを撤回せず,泣き出したこともあったらしい。(マルグレーテが見てたのか・・・)
・パウリは実験が嫌いで,パウリが近くにいると実験がうまくいかない,というジンクスまで生まれ「パウリ効果」と言われた。とある実験がどうしてもうまくいかず,後でわかったことでは,その時,ちょうどパウリが乗った汽車がその街を通過していたらしい(って,そんなことがどーしてエピソードとして語り継がれてるんだってことの方が・・・)
・ハイゼンベルクはピアノの才能があり,一時期は物理学者を選ぶかピアニストを選ぶかで悩んだらしい。ピアノの教師もしていたとか・・・天は二物も三物も与えるよなぁ・・・
こんな風に見てしまうといかにも人間くさいですが,天才ですから,やはりスケールが違います。
最後の方を読むのが怖いですが,最後まで「コペンハーゲン」心して読みたいと思います。