ども。相変わらず「寒い」とか言ってるうちに、桜散りそうです(涙)。
崖っぷちのへなちょこ。こうして年老いていくのか・・・(洒落にならん)
相変わらずの毎日です。
さて。久しぶりにネット情報をチェックしました。
「小さいおうち」(2014年1月公開予定)の公式ウェブサイトが更新されています。
http://www.chiisai-ouchi.jp/
「最新情報」ってところをクリックすると、「制作会見レポート」の内容が読めます。
皆さん、気合い入ってる。主要出演者の皆さんの素敵なコメントが読めて、期待が高まりました。ところで、吉岡氏、会見後半であっさりと「とあるネタばれ」しているが、これはOKなんだな(笑)。(もちろん、すでに原作読んだ人は知っていることだが、結構大きいネタじゃねえのか、と一瞬心配になった。まぁ、最近は、ネタばれも集客のうち、という側面もあるようだし、いいのかもな。)
山田監督の、「フィルムで映画を撮ること」についての意見は、考えさせられました。
デジタル化によって、録音技師やフィルム編集技師という専門職や、フィルム生産が消えていく。デジタル化は、その視点で考えれば、単なる合理化(リストラ・人員整理のための手段)ではないか。そのことについて監督は腹立たしさを覚えている、と。
ちなみに、この会見については、
http://news.walkerplus.com/article/38000/や、
http://www.excite.co.jp/News/cinema/20130417/Moviecolle_5250.html?_p=1の記事等でも読めます。
動画はこっち→
http://moviecollection.tv/interview/10068
おいらも同感。日本の農業にも工業にも(それだけでなく、商業やあらゆる分野の生活の営みを含むかもしれないね)、同じ構図を感じている。専門職の絶滅。そして日本人は、将来、何の技術も知恵も持たなくなるのではないか、と。
昔、奈良時代に、とても固い石を加工する優れた技術を持った石工がいた。その技術が存在したことは、現存する遺跡にも証拠として残っている。
だが、平安時代以降、その技術は失われ、現代に至るまで、日本人はその技術を持たない。(代替として機械による加工が可能になったから、もはや必要ない、とされているし、あえて固い石を加工する必要などないのだから、その技術は無用である、という意見もあるだろうが。)
そんな風に。技術も知恵も、あっけなく失われるのだ。それを部外者が嘆くのは「感傷」でしかないのだろうか。
今回は、「当事者」「関係者」としての山田監督の苛立ち、もどかしさが伝わってくる感じの会見でした。
さて、その「制作会見レポート」の下欄には、「小さいおうち」の出演者・スタッフの詳細が出ている。
これが、すごい。
まさに、オールスターキャスト。これで神部さんが出てたら完璧(?)ってくらい、山田ワールドだ。(出てるだろう、ここに載ってなくても!)
豪華絢爛な出演陣の中でも、おいらとしては、睦子さん=中嶋朋子、というのが、感慨深かったっす。おお、吉岡・中嶋は何年ぶりの共演だよ!?(実際に同じ場面に出てるかどうかはわからないが(汗))
そんなこんなで、大変嬉しい記事を読んだのでした。
そうそう、嬉しいと言えば、大山淳子さんの「猫弁と透明人間」が22日(月)に放映間近ですが、これに関して、講談社では、主演2人(吉岡秀隆&杏)のインタビューを、メール配信しているそうだ。大山女史ご本人のウェブサイトにリンクがあるので、読みたい人は、ぜひ「ぶんぶん館」「大山淳子」で検索してほしい。(いや、むしろ「講談社『BOOK倶楽部メール』 2013年4月20日 号外」か?)
このメールマガジンには、「猫弁と少女探偵(仮)」という、今夏発売予定の大山氏の新作の(完成前)簡易見本プレゼントの案内も出ているので、検索して読む価値は大いにあると思う。
というわけで、サボりっぱなしの本日、そろそろ休憩終了しまっす。では、また。