Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

羽子板市&還暦祝い

2010-12-19 22:11:07 | 日記
今日は、母が今月還暦を迎えるので、家族全員でお祝いの会を開きました。
着物は片付けるのが面倒だったので、昨日と同じ組み合わせ(笑)
11時ごろに浅草へ行き、ちょうど羽子板市の最終日だったので、浅草寺にお参り
して仲見世で綺麗な羽子板を見ながら1時間ほどブラブラと歩きました。

自宅の和室にも大きな羽子板が飾ってあるのですが、これは母方の祖母が、
私が生まれた年の羽子板市で買ってくれたもの。
女の子が生まれると、初めて迎えるお正月に羽子板を贈るのがしきたりです。
男の子の場合は破魔矢ですね


羽子板市を見た後は、お祝いの会の会場へ移動。
今回は浅草の料亭・一松さんにお願いしました
こちらの料亭は、浅草の芸者さんや幇間さん紙切りさんなどを呼んでのお座敷遊び
に参加させて頂いた際に、一度伺ったことがあります。


雷門通りから1本裏に入った静かな通りにある、立派な門構えの大きな日本家屋。
小さいながらも計算されて手入れのされた庭、大きな錦鯉が泳ぐ池もあります。
下足番さんから仲居さんまで、とても丁寧で感じの良い方ばかりで、甥や姪にも
とても良くしてくれて、ゆっくりと楽しい会を過ごすことができました


お料理も繊細でやさしい味付けの、とても美味しいものでした。


一度自宅に戻り、少しゆっくりした後は、三味線のお稽古へ。
お浚い会後の初めてのお稽古だったので新しい曲が決まっていなかったのですが、
「娘道成寺」の譜面を持って行き、これがやりたいですとゴリ押ししました(笑)
長い曲ですが難しい部分は少しなので、初見で4ページほど弾くことができました。


お稽古の後は三味線の社中の忘年会。
お稽古場近くの美味しい中華屋さんへ移動し、お浚い会でお世話になった方々と
合流し、わいわいと楽しい時間を過ごさせて頂きました。
プロの方が混ざると芸事について熱く語ることができるので、とても楽しいです

来年のお浚い会の曲を何にしようか迷っているとお伝えしたら、プロの唄い手さんに
「吉原雀」を勧められました。この曲は早弾きの多い難曲で、私にはまだ無理だと
言ったのですが、難しい曲をお浚い会でやる事で上達が早くなるから、と。
先日のお浚い会で私の三味線に合わせて唄ってくださった方なので、私の下手さは
わかっていらっしゃると思うのですが・・・・
とりあえず次のお稽古で先生に相談してみようと思います。

明日から1週間で今年の仕事も終わり。
あとちょっと、がんばります